【彼女、お借りします】《14巻 後編》２０３作戦発動！！

頭を下げられる強さ

脚本探しだけではなく撮影スタッフ探しにも奔走していた和也ですが、目をつけていたのは大学の映画サークルでした。

ただ、映画サークルもスケジュールは決まっており、初めは和也の依頼を断っていましたが、最終的には依頼を受諾してくれました。

和也が映画サークルに提供できることメリットなんてないに等しいんです。

強いて言えば撮影料ぐらいでしょうか。
報酬が手に入ることはメリットかと思いますが、和也の依頼を受けてしまうと予定していた撮影スケジュールをリセットしなければいけないデメリットもあります。

リスケというのは調整相手によっては信頼にも関わりますし、受け取る金銭も一人一人に配られる額と考えればそう多くもないはずなので、やっぱり映画サークル的にはメリットにはならないんですよね。

それでも映画サークルを動かしたのは和也の水原に対する想いだったと思います。

恩人のために頭を下げるという行動も立派だなと思いますし、頭を下げた理由である「恩」を相手にしっかりと伝えられたからこそ、映画サークルも動いてくれました。

「情熱がなければ人は動かない」

冴えカノからのパクリですが、まさにその通りだったかなと。

女優・一ノ瀬ちづるの覚悟

和也が知られたくない裏話を聞いた水原ですが、そこまでされてスイッチが入らないわけがありません。

自分の夢に人に頭を下げて行動してくれたんです。

120％頑張らなければいけないという覚悟ですね。かっこいい。

２０３作戦

覚悟は決めた和也と水原ですが、それとは裏腹に資金集めは下降気味になってきました。

それを救ったのはクラファン経験者のみにちゃん！

みにちゃん主導により資金集めを成功させるための作戦、２０３作戦が決行されることになります。

２０３作戦の概要はこんな感じです。

地味に大変なのはみにちゃんとるかちゃんかな。

手を動かせば終わる系の作業とはいえ、作業量としては和也と水原よりは負担が大きそう。。。

このメンツで頑張っていく訳ですが、こういうところに木部がいればもっと楽だったのかなぁと思ったりします。

Tips：誰も呼ばない２０３作戦

立派な作戦名を考えたものの、これ以降作戦名を聞いた覚えがない・・・

みにちゃんの嘆きもわかる・・

墨ちゃんの成長

クラファン編になってから出番の少なかった墨ちゃん。

２０３作戦メンバーに入っていないので今後も出番は少ないかと思いますが、ビラ配りをしている和也をたまたま街で見かけました。

以前の水族館デートの帰りに、和也の思いは聞いていた墨ちゃん。
水原の話と明言はされていなかったものの、ビラ配りを見て水原の話だったと気づいていそうです。

墨ちゃんのおかげでクラファンという道を見つけられた和也ですが、墨ちゃん視点では励ましこそできたものの、明確に何かを助けられたとは思っていないのではないでしょうか？

だから今度こそ和也を助けてあげたいと考え、「頑張ろう」と思って辿り着いた答えが墨ちゃんのビラ配りに現れていたかなと思います。

人と話せない墨ちゃんが、声を出してビラ配りをしているんです。

いまだに和也ともスマホ越しでしか喋れない墨ちゃんからすればとてつもない勇気が必要な行動だったはずです。

墨ちゃんも和也と同じで「好きな人のために頑張ろう」という思いからの行動ですね。

墨ちゃんの一世一代の覚悟、しかと見届けた！！

Tips：墨ちゃんのお父さん

1人ぐらいしている娘と久しぶりのご飯だったはずなのにかわいそう・・・

しかも理由が好きな男って聞いたら発狂しちゃうんじゃなかろうか・・・

水原の部屋でお宝探し！

女子の部屋探索、まして絶世の美女である水原の部屋です！

これは楽しみだ！！

水原部屋の探索については下記で単話の感想をあげているので、こちらでどうぞ！

【彼女、お借りします】《第121話 彼女と204》

女子の部屋って最大の禁忌ですよね・・・返礼品探しのために水原家を漁ることになった訳ですが、もうワクワクしかしない・・・ってかみにちゃん最高すぎでは・・・？そんな121話　彼女と204のネタバレありの感想記事です。まずは改め...

merry1005-comic.com

2019.12.27

Tips：週間とコミックスの差分

週間掲載時と比較してコミックスを読みましたが、14巻で修正されたのはここだけだったかなと思います。

これに関連したコマも修正されていましたが、どうして修正したのかは気になりますね。

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