【トニカクカワイイ】<16巻>司ちゃんの過去が明らかに!普通の女の子から司になった歴史。

トニカクカワイイ
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トニカクカワイイ16巻発売!!

衝撃の15巻に引き続き、今回もストーリーの根幹に大きな影響を与えました!

読み応え抜群すぎた16巻の感想記事です!

表紙がエモすぎた!

今回の表紙、ラブコメとは思えない血と刀という構図
これまで繰り広げられてきたおバカコメディとは全然違う雰囲気なだけに、とても迫力のある表紙でした。

突然の血と刀ですが、それでも司ちゃんに似合っている様に見えるのが不思議でなりません。違和感どころか、逆に美しさまで感じます。

16巻を読んだ後であれば、血も刀も左腕だけ袖がない理由も全てわかるんですが、ラブコメらしくない表紙には圧巻の一言です。

しかもそれだけでは終わらず、ラブコメらしくないからこそ、ラブコメらしい表紙もカバー裏に用意されているんですよね。

司ちゃんのポーズは同じですが、血を抑えるために顔を覆っていた手は女の子らしく顔に寄り添うだけになり、刀はなくなり指には結婚指輪。

服装も同じ白い衣ながら、一方は夜叉、一方は普通の女の子らしさと、ギャップが凄まじく良いです!

月と太陽、草むらと花畑など、対比がエモすぎるカバーになっていて、畑クオリティに感服です。この表紙はすごかった。

1400年前の普通の女の子だった時代

15巻で明かされた司ちゃんの正体。
普通の女の子がかぐや姫の残した不死の薬「蓬莱の薬」を飲んでしまったために永遠の命を手に入れ、1400年生きてきた女の子。

16巻では司ちゃんが普通の女の子だった時代から、薬を飲んでしまう時、その後についてより詳しく描かれましたね。

本来かぐや姫とは何の関係もない女の子が、偶然手に入った不死の薬にて病気から回復する。

岩傘の父として娘を救いたいと言う想いも当然理解できますが、あるべき運命を受け入れずに抗った結果がその後の絶望だったということでしょう。

人を救ってきたはずの女の子が、救ってきた命から一夜にして刀と槍を向けられる。

さらに自分が永遠の命を手に入れたことで、その代償に父は打首にあってしまいます。

女の子の家族は父がいなくなったことで全員死んでしまったんですよね。
本編では描かれていませんでしたが、コミックスのカバー表紙裏の4コマで描かれていました。

岩傘の家族への愛、亡くした命の尊さから人を救っていた女の子の背景がわかる補足4コマ。
至って普通の家族だったはずなのに、唯一残った娘を救おうとした代償が、娘を永遠の地獄に陥れることと、他者からの恨みと妬み。

救いのない世界というのは、16歳の女の子にとってどれだけの絶望だったのか計り知れないものがありますね。

希望となった聖徳太子

不死の女の子が普通の女の子に戻るために選んだ道は『月へ行くこと』

ですが時は1400年前。ロケットどころか自動車すらない時代に、遥か彼方の月へ行くことは無謀中の無謀。
そんな無謀に対して前向きな声をかけたのが後の聖徳太子でした。

その願いは私が叶えよう。

まるで1400年前のナサくんですね。
これは嫉妬しちゃう。めっちゃ嫉妬しちゃう。

だってナサくんが司ちゃんとした約束を、1400年前にすでに約束した人がいたんですから。

聖徳太子とナサくんが違うのは、聖徳太子は「いつか叶う」と自分が叶える訳じゃないことを示唆していますが、ナサくんは「僕が叶える」と自分が叶えると言っていることですね。

その辺は流石に旦那パワーです。
聖徳太子は司ちゃんに希望を与え、1400年経ってその想いはナサくんに受け継がれたってことですね。

ナサくんが聖徳太子の子孫なのか・・・?と思いましたが、子々孫々皆殺しということは聖徳太子の末裔は誰も残らなかったと言うことでしょう。(史実通り?)

『失意の晩年』と言うのも気になりますね。
Wikipedia等によると、聖徳太子も流行り病で家族を失い、自分も命を落とした様なので、司ちゃんの歴史と被るところがありますね。

病気で命を落とすと言うことは志半ばで倒れたと言うことも考えられるので、聖徳太子が理想を達成できなかったこと、家族を失う痛みを司ちゃんも知っているから、「失意」と言っているのかなと思います。

聖徳太子の様に、無理難題に挑む姿、前向きな姿は確かに似ていますね。

・・・否定はしていたものの、司ちゃんは聖徳太子に惚れる一歩手前だったんじゃなかろうか。。。

奈良旅行での伏線を見る

元々不死の命やかぐや姫がモチーフになっていること、1400年前から生きてきたことは早い段階で伏線として貼られていました。

ただ、1400年前から生きているだけでは繋がらない伏線もいくつかありましたね。
その一つが司ちゃんの刀捌き。

到底素人とは思えない刀捌きでしたが、1400年前から生きていれば武器は刀しかないこと、さらには不死の命として追われる身だったのでそれから守るために人を斬ったという過去が明かされたので、この剣捌きも納得です。

二つ目は思い出の上書き。

つまり思い出の上書き

歴史には全く詳しくないので史実との関係はわかりませんが、奈良にあった辛い思い出をナサくんとの旅行で上書きした、という解釈になるかなと思います。

聖徳太子の最後がひどい結末だったと言っているので、その思い出を上書いたのかなと思いました。

他にもコミックス巻末のサンデー巻末質問に答えてみた等で今見ると意味深な事を言っていたりするので、改めて読み応えがあります!

地球の輝夜は1400年前の輝夜?

月に帰ったかぐや姫ですが、やっぱり気になるのは今地上にいる輝夜との関係性。

1400年前の輝夜と今の輝夜、名前の漢字は一緒なんですよね。

もともと月の民であった輝夜が竹の中にいたこともあり、また地球上に輝夜が降り立っていても何ら不思議ではありません。

ただ、1400年前に纏った羽衣によって記憶はなくなっているはず。
帝の記憶はなくなっても、羽衣を羽織って以降の記憶はある様に読み取れます。
それであれば、月から不死の薬を飲んだ司ちゃんを見ていたとしたら、司ちゃんの事を知っていても不思議ではありません。

【12巻】第118話 旅路の果て

輝夜が司ちゃんに声をかけた意味も理由も、明確に繋がる気がします。

脳みそ空っぽチュッチュタイム

15巻、16巻と色々な事実が明かされましてかなり脳みそを使いました。

なのでここからはあたまかからっぽにして
ただのいちゃいちゃちゅっちゅたいむです

たった2コマで11回もちゅっちゅしてる・・・

完全に致す寸前じゃないですか!!!!

司ちゃんのメスの顔かわいすぎてブヒブヒしちゃう( ^ω^)


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