【彼女、お借りします】《第183話 元カノと彼女⑤》この「ゾクゾク感」が麻美ちゃんだよなぁ。

彼女、お借りします
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一ノ瀬ちづるに接触した麻美ちゃん!

大学生らしくミスドに誘う麻美ちゃんですが、そんなほんわか雰囲気で済む二人じゃない!

和也をめぐる女vs女の戦い、どんな話が繰り広げられるのか。

そんな「満足度183 元カノと彼女⑤」です!

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「元カノと彼女」は5回目

前回のタイトルとなっていた「友達と彼女」も久しぶりの登場でしたが、今回の「元カノと彼女」も久々の登場ですね。

前回の170話前程じゃないですが、それでも100話以上前、実際の時間だと2年も前です。

2年間温めた爆弾がついに爆発しようとしていることは楽しみですね。

和也に最も近い女子二人、水原と麻美ちゃんの戦争ですからね。

この戦争に決着が着いた時が、かのかりエンドとも言えます!!

木部神は何を思う

和也のキショイ行動・・・がなくても親友の異変には気づいていそうですが、明らかに変な言動をしていた和也。

木部と別れた直後も一人盛り上がっていて、それをしっかり見ています。

テンションのおかしい親友を見て木部神は何を思うのか。。。

できる男ですから、真実を知らなくとも和ばあちゃんに何か嘘をついていることは把握したでしょう。

その嘘をどう和也が扱うのか。
やたらと盛り上がっている和也がこの後行動するとどういうことになるのか。

今回の内情を知らなくとも、小さい頃から一緒だからこそ、こういう時の和也の動きがどういう結果に繋がってきたのか理解しているんじゃないかと思います。。

必死に何かをしようとすることがいい結果に繋がってきたのであれば放置しそうですが、そうじゃない時は軌道修正に一役買ってくれそうな気がします。

麻美ちゃんが気づいた契機

以前、麻美ちゃんが一ノ瀬ちづる=水原千鶴と気づいた理由を、大学ですれ違っていたから気づいた、と予想していましたが、そうではなかったみたいですね。

大学の講義でたまたま「一ノ瀬ちづる」の名前を聞いたことからの連想だったみたいですね。

というか、講義が被っていることは仕方がないとはいえ、麻美ちゃんと同じ教室で講義を受けてる水原の胆力のすごさよ。

もちろん麻美ちゃんに顔を見られないように前の方の席に座ったり距離を話したりと細心の注意をしているとは思いますが、それでも綱渡りですね。。。

ってか、これだけ近くにいながら今まで気づかなかったのはやっぱり不思議ですね
和也は気づいたのに・・・

麻美ちゃんが仲間になりたがっている!

麻美ちゃんが水原に近づいた目的は水原に敵対するためではなく、水原を和也から救うためでした!

もう”恋人”でもないのにあの時の”好き”信じて・・・
いつまでもワンチャンあるなじゃないか?・・・みたいな

なるほどなるほど。確かに追いかける側は必死でも、追いかけられる側からしてみればちょっとうざったいという感情はあるのかもしれませんね。

和也も麻美ちゃんにワンチャンを狙っていた時期はありました。

【2巻】満足度6 失恋と彼女

女性目線からすれば、元彼が下心ありで寄ってくるのは確かに怖いかもしれない。

和也と水原の関係を見て、麻美ちゃんは水原が客である和也を邪険に扱うわけにいかずに困っている。自分も同じ経験をしたから助けてあげたい!

なるほど、麻美ちゃんは悪い人じゃなかったわけだ!

どう考えてもヤバいのはあなたの目です。本当にありがとうございました。

麻美ちゃんの言葉を紐解いていく

まぁそんな冗談はさておき(目がヤバいのは冗談ではないけども)、麻美ちゃんが言っている言葉は見事に嘘っぱちですね。

確かに和也も麻美ちゃんに固執している時期はありました。

でもそれは1年以上前の話。

これが1年半前であれば、麻美ちゃんと水原は和也に付き纏われるという同じ悩みを共有して意気投合していたかもしれません。

ですが、和也から麻美ちゃんへのアタックは収束しており、水原もまた1年半前とは違う思いで和也と接しています。

それに固執しているのは和也が麻美ちゃんに、ではありません。
麻美ちゃんが和也と水原に、です。

【3巻】満足度20 彼女と彼女①

麻美ちゃんが固執しているから、こうやって接触しているわけです。

何よりも騙されちゃいけないのは、仮に水原が和也に迫られていたとしても、麻美ちゃんに水原を救うメリットが何もないことです。

水原の友達でもなんでもない麻美ちゃんが水原を助ける理由なんて、何一つないんですよね。

え?善意?

麻美ちゃんがそんないい女の子な訳ないじゃないですか(ハハッ

麻美ちゃんが水原に近づいたのは、次のターゲットが水原だっただけのこと。

【8巻】満足度62 夜と彼女①

和也にも同じことをしていましたね。
和也のことを考えていることを全面に押し出しながら、水原との関係を解消させるように声をかけていました。

ですが、和也に対してのアプローチは失敗に終わりました。
だから次は水原に、水原の味方であることを押し出した作戦にでたのかなと思います。

水原に迫るセリフは練ってきたなと思いますが、やっていることは実は1パターンでしたね。

結局、麻美ちゃんがやりたいのは『和也と水原を別れさせること』

水原が誘いに乗らなかった時は、次のターゲットが木部になるのか和ばあちゃんになるのか、もしくはもっと過激な手段に出るのか。

水原はどうするのか

迫る麻美ちゃんに対して受ける水原。

まさか水原も麻美ちゃんが本心で味方になろうと言ってきているとは感じていないでしょう。
ただ、全部を知られて近づかれている以上、下手に抗うとそれこそ爆弾を着火させてしまう可能性もあります。

口裏だけ合わせて一旦やり切るのか、この場で抵抗するのか。

この場だけ乗り切っても麻美ちゃんはその後もしつこく来そうですし、対処が難しいですねぇ。。。

次回は「和也パニック」

改めて新章突入となるかのかり!

二人の夢編の後から始まった新章は、和也と水原の距離感が近くなったことを示す章だったかなと思います。

それから始まる新章。

ついに麻美ちゃんとの決着の章になるのか楽しみです。


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