彼女、お借りします の9巻感想・考察です。
執筆時点で13巻まで出版されていますが、9巻までのネタバレ範囲内で感想・考察を行います。
前回の感想記事もぜひみてください!
Contents
彼女、お借りします 8巻 振り返り
"時間外デート"・・・ならぬ暇つぶしから帰ってきた2人ですが、鍵をなくしてしまい部屋に入れなくなった水原。
和也の部屋を訪ねてきて、時間外デートの次はお部屋デートか!!?とワクワクする展開からのスタートでした。
和也が水原の上に覆いかぶさるなんてこともありましたが、いい雰囲気を壊したのは和也の部屋に訪ねてきたのは元カノ・マミちゃん。
居留守でなんとか事なきを終えますが、マミちゃんに”女性物のカバン”を見られてしまいます。
マミちゃんの邪魔は入ったものの、水原の夢、その夢を見たい和也の思いを話し合うことができたため、2人の距離が”お隣さん”以上に近づくことができました。
水原の次はるかちゃんのお部屋デートでしたが、るかちゃんはお泊まりまで実行!
数多の誘惑に負けず、真摯な思いをるかちゃんに伝えた和也。
るかちゃんに思いは届き、「素敵な夜」を過ごしたるかちゃんは隣の部屋に聞こえるようにそれを宣言して帰って行きました。
るかちゃんの宣言を聞いていた水原。和也は弁解するも水原からは嘘をつかなくていいよと、誤解されてしまいます。
水原の誕生日も近いことを知り、お祝いをしつつ誤解を解こうと画策する和也。
プレゼントに悩んだ和也は墨ちゃんをレンタルし、水原の誕生日プレゼントを探します。
彼女、お借りします 8巻 あらすじ
るかの「お泊まり作戦」により、水原に“誤解”されてしまった和也。名誉挽回したい和也の元に絶好のチャンス、“水原の誕生日”がやってきて──…? 他にも、“一ノ瀬と飲み会”など、楽しいイベント目白押しの第9巻!! 準備はいかが?
9巻の雑な紹介
なんとか水原の誤解を解きたい和也。
墨ちゃんに連れられて観にきたヒーローショーの舞台には、ヒーローの姿をした水原が。
水原の苦労を少しでも和らげるプレゼントを買い、誕生日おめでとうのメッセージと共に「るかちゃんとはヤッてない」事を伝え、なんとか誤解を解くことに成功しました。
木部から誘われた笹パイグループの飲み会に参加した和也でしたが、そこにいたのは水原・・・ではなく一ノ瀬でした。
一ノ瀬を水原だと知られるわけにはいかない和也、そんな苦労も知らず酒デビューしたての水原に罰ゲームでイッキを煽る笹パイ達。
一ノ瀬を潰すわけにはいかないと、和也は自ら罰ゲームを受けて一ノ瀬を守ります。
一方るかちゃんは和也とのバイト中に訪れた女性・・・マミちゃんと和也の関係が気になる様子。
和也の慌てぶりからマミちゃんを元カノと特定し、まくしたてます。
マミちゃんはその場を去りますが、マミちゃんの疑問は深まるばかり・・・
これ以上の追求は意味がないと思った矢先、そこに現れたのは”例のカバン”を持った水原でした。
9巻で押さえたいポイント
R18ヒーロー レンタピンク

ムチムチすぎんだろ・・・
おっぱいのところやばいだろその形。あうあう。
子どもを連れてきたお父さん達のご子息が大変なことになってしまいます。
毎回確実にかわいい墨ちゃん

激かわ。間違いなくかのかりNo1美少女です。
強い自分を演じる水原
さゆりばあちゃんのお見舞いに行った際、「千鶴は弱い自分を強い自分で覆っている」と言っていました。
このシーンも正にそうですね。
汐織ちゃんから「誕生日おめでとう&また舞台がやりたい」と連絡が届いた際の水原の顔が印象的です。

汐織ちゃんのことを恨んでいる訳ではないでしょうが、表情からは「詩織ちゃんとはやりたくない」と読み取れますね。
それでもそんなネガティヴな面を見せるわけにはいかないと、すぐに強い自分で覆っていますね。
本音はやりたくはないんでしょうが、それを伏せて「またやりたい」とメッセージを送る水原の心情は辛いものがありますね。
嫌なことの後にはいいことがある
詩織ちゃんからのメッセージで気落ちしてしまった水原ですが、それで終わる誕生日ではありませんでした。
ベランダで和也からの誕生日プレゼントを見つけます。

超乙女!!!!!!!
和也からのプレゼントを喜んでいるのもありますが、それだけではなく自分の誕生日を知っていてくれたことの嬉しさもあると思います。
和也はレンカノのHPから水原の誕生日を知ったので、水原が自分の誕生日を伝えていたわけではありません。
そこに(多分)好きであろう人からのサプライズプレゼントですよ!
そりゃこんな乙女な顔になるわ!!!!!!!!

梅干しなんて20歳女性に渡すような誕生日プレゼントでもないので、普通はなんでやねん!って思って終わりだと思うんですよね。
(水原も一瞬なんでって思ってたけど)
でも水原は梅干しを貰って無かったはずの食欲が復活してるんですよ。

余程の梅干しマニアでなければ、好きな人からのプレゼントにテンション爆上げした以外ないですよね
「うるさいなぁ」っていう最強のかわいいワード

過去トップ3に入るぐらい好きなシーンです。
「うるさいなぁ」ってセリフ、めちゃくちゃかわいくないですか?
ちょっと脱線しますが、僕、冴えかのの加藤恵が大好きなんですよ。
他人を適当にあしらうんだけど、そのセリフに好意を隠せてない感じがドツボなんですね。
このシーンも正にそれで、るかちゃんとヤッてないと主張する和也をあしらいつつも、愛嬌があるんですよね。
はー、かわいい・・・
アニメではここまでやらないでしょうけど、ぜひ雨宮ボイスでも聞きたいなぁ・・・
木部の質問の意味
木部、栗林が揃うと大体下ネタですが、今回も例に漏れず下ネタでした。
話題は水原との感度の相性の話で、その流れで木部は千鶴さんはどうなんだ?と聞きます
流れ的には水原との相性を聞いているように見えますが、木部の質問には主語がないんですよね。
あくまで流れで相性の話に聞こえるだけで、本当は何を聞いているのかはわかりません。
疑ぐり深く見ると、水原とのレンタル関係は進展しているのか?今の関係のままでいいのか?という風に聞いているようにも見えます。
でも、その後の居酒屋での木部があまりにも自然すぎたので、本当にただのアホな気もしてきました。
海で一ノ瀬にも会っているので、一ノ瀬=水原と気づいていてもおかしくはないんですが・・・
2巻の考察の際に、木部の「海でもメガネ?」発言は、アホな木部だけども気づくところは気づく木部ならではの誤魔化したセリフに聞こえると書きました。
だから気づいているのかなと思いましたが、今回の反応を見るにそうでもなさそうですね。
ただ、さすがに今回で気づいたのでは・・・

木部の顔が酔っ払ってない
この後は浜辺美波??とか言ってふざけてますが、やっぱり大事なところではキレ者な雰囲気を出している木部です。
海で気づいていなくても、この場で水原=一ノ瀬に気づいた説はありそう。
このブログでは無駄に木部=キレ者キャラを推していますが、物語的にはただのアホではなくてそっちの方がおもしろそうだから、ぜひそうあって欲しいという願望も込みですね。
また告白してるよぉ・・・

最近は毎巻告白してますね。
酔っ払った勢いでもう制御が効いていないんでしょう。

んで、水原にもちゃんと届いているんですよね。
一ノ瀬=水原の秘密がバレないために死ぬほど罰ゲームを受けた和也です。
言葉だけじゃなくて行動でも示していましたし、水原のための行動でした。
それがちゃんと届いているのは頑張った甲斐があったってもんですよね。
和也は二日酔いで全部覚えてないけど
ダークサイド・マミちゃん!

るかちゃんにフルボッコにされた後は完全に闇落ちしましたね。
るかちゃんに「ヤベーやつ」とか「メンヘラ」と言っていますが、普通にブーメランです。
鏡を見てこい。

ちょっと意外なセリフ。
マミちゃんは和也と水原に対して何かしらの信念があって行動しているのかと思っていました。
最初は別れた直後に彼女を見せつけられたことによる復讐で動き、水原とのカラオケデートの1件で明確な勝ちを手に入れ、次は和也と水原の理由を探ろうとしていました。
マミちゃん視点からも和也と水原が引くに引けない事情だとアタリはつけているため、次は事情を突き詰めて、再度和也と水原を追い込むために動いていたのかと。
まぁ、他人を落とし入れる行為なんて本人の満足感以外にはメリットがないですし、無駄に時間をかけるだけ意味がないことと悟るのは正しいと思います。
普通の人なら。
ただ、メンヘラはそういう行動理念ではなく満足感を得られればいいので、意味がないなんて考えに行き着くのが意外過ぎました。
もしかしたらマミちゃんも更生できたのかもしれません。
なのでこのまま帰宅できていれば、きっとこれ以上の追求はなかったのでしょう

メンヘラスイッチON ( ・д・)σポチッ
9巻のかわいい水原まとめ

メンヘラ再起動の原因になってしまいましたが、この春コーデは激かわですね。
9巻時点でのキャラ相関図

そこまで大きな変化はありませんでしたが、仮カノと元カノに因縁が生まれましたね。
次回は10巻。
気になるラスボス再始動からです!
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