【彼女、お借りします】《第223&224話 楽園と彼女㉟・㊱》嘘か本当か。自分の気持ちに正直な”嘘”であれ

彼女、お借りします
この記事は約5分で読めます。

【彼女、お借りします】《満足度223 楽園と彼女㉟》、満足度224 楽園と彼女㊱》の感想記事です!

先週、感想記事をお休みしてしまったので、2話まとめての感想記事です!


記事がおもしろければコメントや下記のSNSで記事の拡散、Twitterのフォローをお願いします! ↓ Twitterのフォローはこちらから!! ↓


記事の感想もお待ちしています!

最新24巻、発売中です!!

一番動揺しているのは木部かもしれない

レンタル彼女がバレて一番動揺しているのって、実は木部かもしれませんね。
和ばあちゃんは淡々としていますし、その他の面々も驚いてはいるものの、木部ほどの動揺は見られません。

ある意味、和也と水原の関係を一番疑っていなかったのが親友ポジションでもある木部だったかもしれませんね。

木部が思い返しているシーンがあったからこそ二人の関係を疑わなかったのでしょうが、面白いのはどちらのシーンもまだお互いを意識していない時期ってところですね。

意識していないとはいえ演技で実行したわけでもない二人。運命ってそういうことなんでしょうね。

やっぱり体調悪かった和ばあちゃん

やっぱり和ばあちゃんは体調が悪かったんですね。
もともと年末の木下家イベントを急いだことからその可能性も予想していましたが、ハワイアンズの中ではそんな素振りを全く出さなかったので、1ヶ月早まったのは本当に水原のためだけかなとも思っていました。

ただ、木部の言い方だとハワイアンズが決まってから病院に運ばれたのか、決まる前に運ばれたのかまでわかりませんが・・・

あと気にしたいのが和ばあちゃんが病院に運ばれた理由ですね。
水原のことを気にしての心労の様に捉えられる言い方をしていますが、『病院に運ばれたこと』『ずっとヘコんでた』のは別の話です。

和ばあちゃんが病院に運ばれたのは、心労ではなくて、元から抱えている和ばあちゃんの体調によるもの、だと思うんですよね。
ハワイアンズで和也にお礼を言っていたのも生い先長くないから、年末イベントを1ヶ月早くしたのもこの先がわからないから。

水原のための旅行でもありますが、一番は木ノ下家のイベントですからね。
可愛く大事な孫のために、家族全員の大事な行事を元気なうちに実施したとも読み取れますね。

ところで、木部と小百合ばあちゃんって何か接点ありましたっけ?
木部が「小百合さん」と呼ぶのは何か違和感がある様な気がします。。。

ほとばしるデジャヴ

『本当の恋人同士だったらキスできるよね?』

麻美ちゃんは二人が本当の関係ではないことを知っているのでいくらでも吹っかけられますよね。
それに本当にキスしてしまっても、それは『レンカノの規約違反』としても証拠になります。

麻美ちゃん的にはどちらでもいいんでしょうね。

しかし、キスを求めるシーンや木部が和也を殴るシーンはデジャヴ感がありますよね。

【3巻】満足度22 彼女と彼女③

過去にキスを求めたのは瑠夏ちゃんでした。この時はスマホで隠してやり過ごしましたが(何にもやり過ごせてはいないんですけど)、今回はそういう状況じゃありません。

かのかり集大成のハワイアンズ編ですし、過去の物語をなぞってくるのは漫画の構成としてよくあるので、この後も実は過去の物語をよく読んでいけばヒントを得られるのかもしれませんね。

なんにせよ水原の気持ちに委ねられている

和也の嘘は宣言し終わりましたし、あとは水原がどうリアクションするかですね。

223話の予告通りこんなにカッコ悪い告白もありゃしないですが、和也の回想視点で『告白』と言っているので、水原の『回答』もあって然るべきかと思います。

この場を乗り切るには嘘でもキスをするしかない。
でもキスして嘘で誤魔化すと、小百合ばあちゃんへの嘘を今更重ねてしまうことにもなりますし、問われている『誠意』も嘘になってしまう。

とは言え和也の発言を嘘と言ってしまうと、今を生きている和也や自分の気持ちを裏切ってしまうことにもなる。

まぁ、大学生であればキス一つにそこまで高いハードルを設けなくてもいいのかなとも思ったりしますけどね。(瑠夏ちゃんは高校生なので、然るべきハードルの高さでいいかなと思います)

恋愛に奥手だったからこそのハードルの高さですね。

和也がついた嘘は結局水原の判断に委ねられてしまうので、選択としては過ちだったと思いますが、肝心の水原がなんと答えるかは実物です。

レンタルだろうがなんだろうが、今この瞬間は『恋人』であることには違いないですし、言いようはいくらでもあります。

それに、外野がなんて言おうと外野なんですよ。
周囲のことをしっかり考えられるのが和也・水原の良さでもありますが、そればかりを考えて自分のことを蔑ろにしなくてもいいと思うんですよね。

そろそろ、自分と好きな人のための選択肢を選んでいいんじゃないかなと思います。


広告

--------------------------------------------------------------------------------
電子書籍を買うならebookjapanがオススメです!
圧倒的なポイント還元超お得なセール割引で他よりも安く買えます!!

--------------------------------------------------------------------------------
記事がおもしろければコメントや下記のSNSで記事の拡散、Twitterのフォローをお願いします! ↓ Twitterのフォローはこちらから!! ↓


記事の感想もお待ちしています!

コメント

  1. ひらさん より:

    あくまで私感ですが、和也的には、ここまで話したことはウソだとしても「さっき千鶴にフラれた(と思い込んでいる)こと」を言ってキスはできない、留夏には「こんな自分では彼になれない」と謝り、「1カ月でフッた自分にこれ以上関わるな」と麻美に語ってこの場を離れれば、これらは全て本当のことなので収まってしまうような気がします。当然、千鶴は何も言えず立ち尽くしたままでしょうが、留夏が千鶴を部屋へ連れて行き、「このままで良いのか」と問いかけ、千鶴が本当の気持ちに気づく、といった流れだと留夏はかわいそうだけど…とは思っています。どうなるでしょうね。

    • めりー めりー より:

      コメントありがとうございます。
      真実ではありますが、瑠夏との付き合い、麻美ちゃんとの付き合いを周知するのはさらに燃料投下にもなりかねないかなと思います。
      麻美ちゃんとのことは木部は知っていますが、瑠夏ちゃんについては栗林もいますからね。。
      また、水原への疑惑の目を和也自身に向けておいて、証明を放棄してしまうと結局水原に火が飛ぶのかなとも。。

      ただ、瑠夏ちゃんがこの場を助けるキーになるというのは同感です。
      その立場のキャラクターだと思いますし、まともな思考ができていない和也・水原ではこの場は収められないと思いますので。。

タイトルとURLをコピーしました