ひげを剃る。そして女子高生を拾う。のアニメがついに始まりました!

先日、見どころ紹介の記事もあげましたが、原作を初めて読んだ時から待ちに待ったアニメ化でした!
そんなひげひろアニメ1話の感想記事です!!
倫理観をぶち壊すヒロイン!
会社の上司に恋していたものの、見事にフラれた吉田。
失恋のヤケ酒の帰り道に偶然出会って拾ったのは黒パンツの女子高生でした。

女子高生の名前は沙優。

家出少女の沙優は北海道からはるばる東京まで、半年かけて家出をしてきた家出少女。
宿を借りる代わりに自らの身体を差し出して生活を続けてきており、声をかけてきた吉田にも身体を提供することで宿を提供してもらおうとします。
じゃあ俺の家には無償で泊めろって話か?
吉田の一言に、「この人も同じか」という態度を覗かせた沙優。

全く躊躇することなく身体を提供しようとするところから、それまでの家出生活で慣れた事ということがわかります。
メインヒロインらしからぬ貞操観念を持った沙優のキャラクター像は他の作品にはないひげひろの特徴でもあると思います。
ここだけみるとオタク受けが悪いクソビッチにも見えますが、そもそもなんで家出をしているのか、身体を差し出してでも宿を探して家に帰ろうとしなかったのか。
今後描かれるであろう沙優のバックボーン、壊れてしまった感性が吉田といることでどう変わっていくのかが最大の見どころですね。
しかし・・・えっちだ・・・
泊めてくれる代償として吉田を誘惑する沙優がとてもえっちですね・・・

お尻が見えそうな後ろ姿もえっちですし、

女子校生らしからぬおっぱいもえっち・・・
容姿端麗な沙優に加えて、さらに耳元で囁くような市ノ瀬ボイスが絶妙にマッチしてましたね。
最近だとかのかりの水原千鶴もキャラデザ+声がとても合ってましたが、沙優も素晴らしくマッチしてて、可愛さ120%増し!って感じです。
自分の正しさを貫く吉田
自ら身体を提供しようと誘惑してくる女子高生を前にして、全く手を出さない吉田。
こんな女子高生がいて、手を出すのと出さないの、どっちが普通かと言うと・・・正直わからないですよね。
倫理的に手を出すのはNGですし、ハニートラップ感もあるので怖すぎる反面、男の欲望は単純なので手を出すことも理解はできます。

目の前にヤってもいいって言ってる女子がいるのに、なんで襲わないわけ?
これだけ誘惑されてもそれでも手を出さないことを貫く吉田。
それは好意の対象ではない、沙優が子供すぎるという口にした理由もあるでしょうが、それ以上に「沙優を助ける」というのが吉田の中の正しさだったからだと思います。

半年間も家出するなんて何かのっぴきならない事情があったからというのは推察できますし、そんな闇を抱えた子供を保護してあげるのが大人の役目。
女子高生といえど未成年なのでまだ子供です。
大人は子供も守るもの。
そんな考えから沙優を女性の一人として見ていない、だから手を出さないと言うのが吉田の考えかなと思います。

しかし、Hカップのおっぱいを想像している時の吉田の顔がアホっぽくて、おっぱい星人だなぁって思いました(こなみかん)
等価交換
家出によって沙優の中には「貰う代わりに何かを提供する」ことが当たり前の感覚となってしまいました。

布団と部屋着を購入してもらおうとした時にもその一面は見せましたが、半年間の家出によって狂った感覚の一つですね。
吉田としては子供なんだから生活用品ぐらい素直に貰っておけばいいという視点でしょうが、一人で生きてきた沙優には子供という感覚がなくなっているのかなと。
出会ったばかりでまだ吉田との間にある壁がわかりますし、この壁が低くなっていく過程をが沙優が元の感性に戻っていくということですね。

ただ、布団で喜ぶ沙優はまさに子供そのものでしたね。
本当の沙優の顔がわかるシーンでもあり、辛い生き方をしてきてもまだ女子高生の”女子”なんだなという1シーンだったと思います。
ビッチ!とか犯罪だ!とか
さてさて、Twitterで感想を眺めていると結構ひげひろの反響は大きかったんですよね。
作画とかもよかったですし、おもしろかった!!という反応が多いのかと思いきや、なるほど。そもそもの設定に対しての反響も多かったみたいですね。
(もちろん、おもしろい!という反応も多かったです)
確かにメインヒロインはヤりまくりだし、主人公は女子高生を連れ帰るしで、色々とアウトな設定ではあるんですよね。
作者のしめさば先生もおっしゃっていましたが、現実世界で女子高生を連れ帰ったら犯罪ですし、作中の世界観でも犯罪です。
ただ、生きることに苦しくなって暗いトンネルに迷い込んでも、必死に生きていれば素敵な人に出会うことができて救われる。

この作品の伝えたいことはそういうことだと思うので、沙優のこの自然な笑顔がもっと見たいなと思う第1話でした。
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コメント
確かに、反応として犯罪コメントが多いのですが、初動と共同生活は別けて考える必要があって、緊急避難的な一時保護は、最高裁判決として違法性が無いとしています。「特段の事情」という言葉が使われているんですが、ようは正当防衛と同じで、犯罪の構成要件は満たしているけれど違法性が無いっていうものです。(親告罪という点を除けば、共同生活は犯罪です)
でもこの作品って犯罪行為であることを前提にしているんですよね。小説2巻なんてそうですよね。私はアニメ1話から、血のつながらない家族愛がテーマにあると感じたのですが、漫画(小説2巻部分)を読んで、自己救済禁止の現在法に対するアンチテーゼ作品だとも思いました。
法律順守が正しいのか、それとも正しさは別にあるのか。
「貰う代わりに何かを提供する」って感覚、知っています。
「親に顔を見せるだけでも親は喜ぶよ」と帰郷について知り合いにアドバイスしたところ、「物をプレゼントしないと気持ちは伝わらない」と言うのですね。ようは目に見えない物(気持ち)が正当に評価されていないんです。
無償の愛を知らないから、吉田さんから何か貰った、それを返すのは感謝の気持ちとかじゃなくて、目に見える形でのギブアンドテイクを考えてしまうんでしょうね。
確かに、この時点で、吉田さんは無償の愛で接しているとか思えるはずがない(関係性が出来ていない)ので、仕方がないのですが。
コメントありがとうございます!
しめさば先生も犯罪であることはTwitterで釘を刺していましたからね。
「法律順守が正しいのか、それとも正しさは別にあるのか。」は正にその通りだと思います。
家出前の沙優であればギブアンドテイクも理解していたのかなと思いますが、半年間の家出での出来事は十分その認識をねじ曲げたのかなと思います。
少なくとも今の段階では「なんか知らないけどヤりはしない男」ぐらいの関係性なので、対価を払わないと宿がなくなるという感性ではいるのかなと思います。