【彼女、お借りします】《12巻 前編》墨ちゃんと制服デート!!!!

彼女、お借りします
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彼女、お借りします の12巻感想・考察 前編です。
執筆時点で13巻まで出版されていますが、12巻までのネタバレ範囲内で感想・考察を行います。

前回の感想記事もぜひみてください!

彼女、お借りします 11巻 振り返り

和也の家での誕生日パーティーの途中、水原とるかちゃんへの負担を感じた和也は水原との別れ話を和ばあちゃんに告げようとします。
しかし、そのタイミングで水原の元に小百合ばあちゃんの体調急変の知らせが。

急ぎ病院に駆けつけるも、小百合ばあちゃんは元気な姿を見せてくれました。
・・・ですが体調は決して良くなく、残された時間もわずかと宣告されてしまいます。

和也は小百合ばあちゃんに真実を告げようとしますが、水原は「言いたくない」と二人の立場が逆転してしまいます。

結局真実は告げることができず、水原は誕生日プレゼントとして「木下家の結婚指輪」を受け取り、和也、水原がそれぞれの思惑を抱えながら誕生日パーティーは終わりを迎えました。

水原の為にできることはないかと模索する和也に墨ちゃんからデートのお誘いが。
待ち合わせ場所に着くと、待っていたのは制服姿の墨ちゃん!

今度は水族館で始まる夢の制服デート!

12巻 あらすじ

たった一度の“レンタル”で、輝き出す“リアル”がある。都内在住のダメダメ大学生、木ノ下和也(20)。ある日、“ワケアリ”の超絶美少女、水原千鶴との出会いをキッカケに、彼の人生は大きく変わり始めて──!? 墨ちゃんプレゼンツ、和也エスコート大作戦実行中! 制服を着て、和也が大好きな水族館へ。ちょっぴり気合が空回りしてはいるものの、自分のために一生懸命準備して、“おもてなし”してくれる墨ちゃん。その姿を見て、水原の一件で思い悩んでいた和也に、ひとすじの光が──…!? 墨ちゃんの“尊さ”大爆発で、“レンタルライフ”が急展開の第12巻!!

12巻の雑な紹介

墨ちゃんとの夢の制服デート!
デート中に墨ちゃんは思いを抑えきれず、こっそりと「好き」と言ってしまいます。
その場はごまかして進むも、

和也が悩みを抱えていることを察した墨ちゃんは、和也が以前してくれたように、今度は墨ちゃんが壁役となって和也の話を聞きます。

和也は墨ちゃんから、家族でなくても寄り添えること、他人を頼る大事さを感じます。

一方水原は夢を叶えるために動き続けますが、映画のオーディションに落ちてしまい、小百合ばあちゃんにいい報告ができません。
「夢は叶う」
おじいちゃんの言葉を思い出しつつも、現実の非情さに涙します。

墨ちゃんのデートからヒントを得た和也がたどり着いた答えはクラウドファンディング!

「女優・一ノ瀬ちづる主演の映画を作りたい」

水原の夢を叶えるため、和也の夢を叶えるため、二人の映画作りが始まります!!

12巻で押さえたいポイント

暴走特急・墨ちゃん

普段はおとなしい墨ちゃんですが、アクセルの踏み方はかのかりキャラの仲で一番強いと思います。
今回の好き発言も超急発進ですね。

和也の誕生日を聞いた時も後先考えずにまずは和也の手をつかんでいました。

9巻

口下手なのに行動力はあるというか、見切り発車が大胆ですよね。
デートプランも和也を楽しませることだけをトコトン考えていて、疲労感などガン無視でしたし。
一つのことに猪突猛進できるのが墨ちゃんのかわいいポイントでもあります。

この座り方はずるい

和也視点を想像してみてください!!
スカートでしゃがむのは・・・だって見えるもの見えちゃいますよ???
しかも制服なんです!!アウト!!!!

墨ちゃんが共感した理由

和也は友人の手助けになれないことを悩んでいることを墨ちゃんに打ち明けました。
(水原のことは伏せてたけど、墨ちゃん気づいているのかな?)

墨ちゃんは和也の辛さを理解してくれていました。
決して口先だけで和也の辛さを理解しているわけではないと思います。

「俺には何もできなくて」

墨ちゃん自身も、レンカノを通じて同じことを思っていたでしょう。

本人が口下手のコンプレックスを克服するために始めたレンカノですが、それでもやっぱりうまく喋られないことから、墨ちゃんはお客さんに「何もできていない」と感じている部分がありました。

8巻

ただ、「何もできていない墨ちゃん」は和也の存在によってレンカノの仕事に自信をつけることができた結果、しっかりと成長しています。

8巻 無事に手繋ぎ(指握り)成功!

今は墨ちゃんと和也の立場が逆になっていますね。

「何もできない」と感じている和也を今度は墨ちゃんが勇気づけています。

墨ちゃん自身が和也によって助けられたように、和也もまた墨ちゃんによって助けられました。

メタ的なことを言ってしまえば墨ちゃんの恋は叶うものではありませんが、和也との関係はこういうお互いを助け合える関係で続いていくのかなって思います。

前進していない和也

水原、るかちゃん、墨ちゃん、みんな前進しているのに自分だけ・・・と和也は憂いています。

彼女らが前進しているのは間違いないですし、和也は自分の将来の”夢”がないので前進しているように見えないのも事実です。
けど、彼女たちが前進している理由は間違いなく和也です。

水原は夢に向かって折れそうになった時に励まされました。
るかちゃんはドキドキしない人生を和也との出会いによって変えました。
墨ちゃんはレンカノの仕事に自信をつけてもらえました。

これって全部和也の貢献なんですよね

和也が自分は前進していないと嘆くのもわかります。
でも和也のおかげで救われている彼女たちがいるってことに・・・気づかないのが和也のいいところなんですよね。

本当に大事なところでは自分は弱いと嘆くのが和也ですし、他人を素直に褒められるのが強みだと小百合ばあちゃんも評していました。

7巻

今回の状況も小百合ばあちゃんの言う通りですよね。

自分は進んでいないと弱気を吐きながら、彼女達は進んでいることを凄いと言っています。

これが和也なんですよね、BIG!

後編へ続く!

前編はここまで!

後半は続きの指輪のプレゼントからスタートします!


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