【彼女、お借りします】《第162話 彼女と彼氏⑥》一ノ瀬ちづるを救え!!!

彼女、お借りします
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ボルタリングと称して水原のスポーツコスを楽しんだ和也。

順調にデートも進み、ついにディナーの時間に。

誰もが好きであろう「蟹」を用意した和也ですが、お店ですれ違ったおばあちゃんと孫の姿を見た水原の表情にはついに暗い影が。

楽しかったデートも終わりを告げようとしている中、ディナーは順風満帆に進むのか。

そんな「満足度161 彼女と彼氏」です!

前回の感想記事はこちら!

復活の彼女、人見知りますの感想記事もどうぞ!


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隠し通した水原

前回のラストで、通りがかったおばあちゃんと孫を見て自分の姿と重ねた水原。

ここまでの楽しいデートに間違いなく影を落としたはずですが・・・

おくびにも寂しさをださなかった水原の強さ。

レンタル彼女としてのプロ意識を感じますし、やっぱり和也といることで楽しさが補ってくれる部分もあるのかな。

そして食事をしながらお鍋を取り分けたり皿を片付けたり、超細かいけどビール瓶のラベルが上だったりと、マメなところまでさすがです。
(ビール瓶のラベルを上に向けるのって古い慣習になりつつあるけど)

尽くしてくれる彼女

和也は「美人妻」と表現してくれましたが、どちらにせよ最高の女性であることには間違いありません。

計算じゃないです!!天然です!!!

ここまで尽くしてくれている水原を見る和也。

和也がなんで自分のことを見ているのかわからない、ってことは計算じゃなくて素でやっているって証拠ですよね。

尊い!!推しが尊すぎる!!!

蟹座(答え合わせ)

宮島先生から読者に突然付かれた嘘。

かに座(嘘)

せっかくなので本物のかに座を置いておきます。

これが本物のかに座です。

実は結構似てた!!

偶然の必然

前回の記事で書きましたが、和也のやるべき事は今だけの元気をあげることじゃなくて、根本的に水原を救う何かを提示してあげる事だと思います。

となれば、水原は本当は悲しんでいるという場面に遭遇する必要があり、そのトリガーになるが前回のすれ違いかと思ったんですよね。

でもすれ違いは水原が1人で処理してしまい、悲しみのトリガーとなったのは今回の花火。

「楽しませること」が目的のデートなので水原の悲しみの場面は想定されていた訳ではありませんが、「水原を元気付ける」ためには水原の本当の気持ちに気づく必要があった和也。

最後の”楽しませる”デートプランの花火は和也の意図しない結果を生み出すことになりましたが、和也の目的に1番必要な”水原の悲しさ”と対面することになりました。

偶然だけど必然。これが主人公力ですよね。

寄り添うべき背中

背中から水原の気持ちを読み取った和也。

事前に「おばあちゃんとの思い出」というインプットを得ているので、その上で震えている水原を見れば思いつくところは一つ。「水原が悲しんでいる」ことです。

この水原に和也は何をしてあげるのか。そこが見どころですよね。

背中といえば病院で小百合ばあちゃんの最後の夜となった日。

【17巻】満足度147 嘘と彼女①

できただろうか
俺が”本物の彼氏”なら
この背中を抱きしめることも

あの時は躊躇った抱きしめること。

あの時と今で違うことは、今は”彼氏”ではあるんですよね

ただ、本物の彼氏ではなく借り物の彼氏。
水原千鶴の数いる彼氏の1人です。

大事なのは水原千鶴に寄り添うのか、一ノ瀬ちづるに寄り添うのかだと思います。

同一人物じゃん!と思うかもしれませんが、自分の解釈では水原千鶴は鉄の鎧を纏った強い女の子一ノ瀬ちづるは人並みに弱い面も持った普通の女の子という解釈です。

今回のデート中も、レンタル彼女として水原千鶴を演じている時は小百合ばあちゃんの悲しみを出さずにやり切った水原。
水原千鶴は悲しさを押し殺して笑顔になれるぐらい強い女の子だと証明したと思います。

でも最後の線香花火、一人になった瞬間に走馬灯のように流れた思い出には、さすがに水原千鶴ではいられなかったということだと思います。

であれば、今悲しみを見せているのは水原千鶴ではなくて一ノ瀬ちづるなんですよね。
そして和也は一ノ瀬ちづるに対しては彼氏でもなんでもありません。
(もっと言えば友達かどうかも怪しい)

そんな一ノ瀬ちづるに対して和也ができることはなんなのか

話を聞くのか、抱きしめるのか、元気付けられる何かを提供できるのか・・・

個人的には前に推していた「友達の関係」が出てこないかなーなんて思っているんですが・・・

和也が何を選択するのか、もしくは一ノ瀬から何かを求められるのか。

2人の夢編から水原千鶴ではなく一ノ瀬ちづると関係を築き始めた和也。
その集大成とも言えるような2人の新しい関係が見えてくる展開になることを期待しています!!

Tips:水原千鶴に寄り添うのであれば

個人的には、水原千鶴に寄り添うのであれば抱きしめるという選択肢もありだと思います。

ただ、それって結局お金を払っての恋人関係から進展しないって意味だと思うので、和也が本当に「千鶴」が好きなのであれば、やはり寄り添うべき、救うべき相手は一ノ瀬ちづるだと思います。

次回は”励ますとか、元気付けるとか”

次回予告のワードは、和也に対してのセリフなのか、水原に対してのセリフなのか気になるところですね。

どっちとも取れるパターンがあるのかなと思います。

来週が超楽しみ!!!!


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