彼女、お借りします の7巻感想・考察 後編です。
執筆時点で13巻まで出版されていますが、7巻までのネタバレ範囲内で感想・考察を行います。
前編の感想記事、6巻の感想記事もぜひみてください!
Contents
彼女、お借りします 7巻 あらすじ
2人の“レンカノ関係”がバレちゃった──!? 和也と水原の嘘を糾弾するため、水原を“レンタル”すると決めたマミ。2人っきりの修羅場の中で、水原は和也を庇い孤軍奮闘!! そして終始自分を想って動いてくれた水原に、和也の口から零れた気持ちは……「君がいい。」 和也の踏み出す大きな一歩! 大接近&大波乱の、第7巻!!
7巻後編で触れる部分
前編では「君がいいっ!!」と演劇を終えた水原と和也のやりとりをピックアップしました。
後編ではそれ以降の部分。主に和也と水原の通常レンカノデートと、その後発生した時間外デートについて感想・考察をしていきます。
7巻で押さえたいポイント
(番外編)ちょこっと気になったシリーズ
水原の表情差分

マミちゃんとバトルしていた水原ですが、和也は背後から聞いていただけなので水原の表情は見ていません。
和也の想像ではこんな表情でマミちゃんに訴えていたと思っているんですね。
実際はもっと必死な表情の水原でしたが、表情の差分でお互いの認識の違いを表していて面白いなと思ったコマです。
大したことなかった和也父

そっちかー
まぁ親父がレンカノに気づいてもそんなに話が膨らまなさそうだし、しゃあないか。
でもそれっぽい伏線だからもっと衝撃的な感じになるかと思ってました。
るかちゃんは悟る
水原とマミちゃんのデートを目撃した和也は、るかちゃんから「正式に付き合おう」と言いかけていた件について問いただされるも、やはり水原の夢を手助けしたいと告げます。

るかちゃんが言う通り水原は人気トップクラスのレンカノのため、モテモテで他の多数の男性が支援してくれます。
それでも和也は「そうじゃない」と言います。
他の誰かが支援してくれるではなくて、日頃の感謝もあるため和也自身が支援して水原の夢を叶えてあげたいと。
それを見たるかちゃんの表情は、「やっぱり千鶴さんが好きなんだなぁ」ですよね。
和也の感謝から支援してあげたい気持ちは決して嘘ではないと思いますが、やはり「水原が好き」の気持ちから支援してあげたいという思いは来ています。
和也は「水原が好き」と言うのはるかちゃんにも伝えていませんが、伝えていなくても行動からバレバレですね。
こんなの告白だよ

理想の相手にあったら皆さんならどう思いますか?
理想ですよ。
容姿も、性格も、全てが理想の相手です。
好きになりません?
だって思い描いているイメージ通りの相手ですよ?
和也が言っているのはそういうことです。
こんなん告白と一緒、、、どころか告白以上に恥ずかしいセリフだと思います。
でもそれをハッキリと相手に伝えられる和也の良さですよね。
ここ、最高に好きなシーンです。
フェアなお隣さんって何だ?

逆にフェアじゃないお隣さんって何だろう・・・
和也はそう思ってますが、今までの和也と水原の関係はお隣さんの関係じゃなかったですからね。
2人の関係は「レンカノと客」でした。

徐々に緩和されたとはいえ、最初は知り合いですらなかった・・・
和也がお金を払って水原と会っていたので、金銭が発生している時点で対等な関係ではないと思います。(極端な悪い例はマミちゃん)
水原が言いたいのは「レンカノと客」の関係ではなく、「普通の隣人」の関係にしましょうって事ですね。
だからこその「対等」ですし、だからこその「オフタイム」に拘ったのかなと。
金銭が発生しなければお互いの立場は同じですし、オフタイムに「レンカノと客」が会うのはNGですが、オフタイムに「隣人」が会うことは何も問題ないですからね。
ハイタッチの笑顔
バッセンが終わった後、水原は和也にハイタッチを求めました。
和也は「お隣さん」を意識して距離を近づき過ぎないようにしていましたが、最終的には和也の手に水原がハイタッチをしに行ったシーンです。

和也からの実質的な告白があり、水原から対等な関係を宣言し、それでも一線は引こうとする和也に対して水原から距離を近づけたシーン。
上のコマで和也の顔を見て微笑んでいるのは、水原自身に明確な心境の変化があったのではないかと推察します。
以前から和也に惚れてはいたと思いますが、「本気」かといえばそうではなかったと思います。
るかちゃんに譲ったりマミちゃんに復縁を持ちかけたり、他の女性と一緒になっても割り切れていた節はあります。
ただ、ここを境に「和也と一緒にいたい」と明確に思い始めたのではないかと推察します。
6巻終わりからここまで水原と和也の関係は一気に進展し、落ち込んでいた水原は和也の励ましにとても勇気付けられてきました。
普通に好きになってもおかしくないと思います。
また、直後のお見舞いのシーンで「私の彼氏に」と言っています。
自分のばあちゃんに嫉妬・・・というのは表現が違うと思いますが、水原自身は和也にベタベタできない関係なのに、さゆりばあちゃんはベタベタしている。
嫉妬って負けず嫌いから来るものなので、水原の「負けず嫌い」な性格がちょっと垣間見えるシーンだと思います。
(あと、単純に彼氏って言いたかった節)
7巻のかわいい水原まとめ
セリフ込みでかわいいかよ!!!!!!!!!1
しれっと彼氏って言ってみたり、理想と言われた後のちょっと頬が赤くなっているところが超かわですね。
7巻時点でのキャラ相関図

そんなに大きな変化は見られないですが、「フェアなお隣さん」のワードが増えたのは非常に大きい出来事だと思います!
レンカノと客の関係から進んだわけですからね。
その他は変わらずですが、7巻は和也と水原の距離がとても近くなったと思います。
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