【ドメスティックな彼女】《261話 本気の言葉》ヒナ姉の心情が辛すぎる

ドメスティックな彼女
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ルイの口からヒナに告げられた妊娠の事実。

昔も今も好きなナツオ、ルイとの間にできた子供について、ヒナはどんな反応をするのか。

ヒナの辛い心情が垣間見えそうな261話、ネタバレありで感想です!


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言葉にしないヒナ姉の強さ

ルイの口から妊娠の事実を告げられたヒナですが、どんな受け止め方をするのか非常に気になっていました。

無難な解答だったと思います。

姉として妹を気遣う優しさがでている解答でした。

だけど点数は50点。

だって明らかに足りていない言葉があるんだもん。

259話 発覚と覚悟 ダニエラの反応
同じく259話 父親の反応

ナツオは「おめでとう」って他人事みたいに言う立場じゃないので別ですが、妊娠を伝えた他の2人は「おめでとう」が先でした。

それが普通です。

ただ、ヒナも意地悪しておめでとうと言わないわけではありません。
気持ちの整理がついていない状況で、本心から祝えていないのであれば口先だけの言葉を使いたくなかったのではないでしょうか。

ヒナからおめでとうの言葉がでなかったのは、様々な関係が絡み合っているからこその心情を表しているなと考えさせられました。

ヒナの本当の反応

上で50点とひどい点数をつけましたが、50点が悪い点数だと言いたいわけではありません。
むしろよく50点にしたなと思っています。

ヒナの本当の反応は3コマ描かれていました。

そのうち2コマはお風呂で妊娠の事実を聞いた際です。
たった2コマです、ほんの数秒です。

この驚いている表情こそヒナの本当の反応です。

この短い間にヒナの中ではどれだけの葛藤があったことでしょうか。

まだナツオを諦められていないこと、ルイとナツオの間に子供という絶対に覆らない事実ができてしまったこと、ルイの幸せ、ナツオの幸せを願う姉としての立場、失恋した1人の女性の立場・・・

それらを全て押し殺してでたのは、妹の体を心配する姉としての発言でした。

いや、本当に50点でも十分すぎるぐらい頑張ったと思います。

3コマの内の1コマは就寝前ですね。
お風呂での数秒間の驚きとは別に、考える時間ができてしまったため色々な感情が渦巻いての寂しい表情です。

巾着袋から見えているのはナツオからもらった指輪につけていたネックレスでしょう。

ネックレス部分だけ見えていて肝心の指輪が見えないのは、ヒナにはもうナツオは絶対に手に入らないという比喩・・・なのは考えすぎかな。

それを汲み取っているルイの表情も辛い

上と同じコマですが、注目して欲しいのはルイの表情です。

ルイも様々な気持ちで伝えたのでしょう。
ヒナから体の心配をされて涙ぐんでいる表情から、様々な思いが読み取れます。

ナツオとヒナの関係、妊娠によって強制的にヒナからナツオを取り上げた申し訳なさ、それでも優しくしてくれる姉の尊さ・・・

たくさんの思いを全て押し殺したヒナが、姉として優しく接してくれたことからのルイの表情かなと。

んー、泣ける・・・

どうしても時間がいる

ヒナは強いですね、本当に強いです。

「大丈夫なようには振る舞えてると思う」

この一言だけでどれだけ気持ちを押し殺しているのかが伺えます。

でもルイはきっと気づいています。
ナツオはわからん

自分でここまでには気持ちの整理をつけると、姉としての立場をやり遂げようとしています。

そのおめでとうを絞り出すために、ヒナ姉の辛い戦いが始まりますね・・・

妹に手を出したろくでなし

まぁそうだよ(迫真)

マジで都樹子さんの気持ちを考えろ。
姉の思いを知っているのに妹を本当に祝福できんのか?ってなるよ。

まぁ、でもね。
ナツオもそんな軽い気持ちでルイに惹かれた訳ではありません。

ヒナからそれを言うのかよってのはルイの言う通りです笑

ナツオの回答が紳士だからこそ、ヒナを追い込んでいることにナツオは気づかないと思います。

「本気でした、本気だったからこそ・・・あんなに絶望したんです」

先に言っておくと、ヒナはナツオがどれぐらい絶望したのか見てないんですよね。
後付けでルイから聞いてはいますけど。

ヒナは手紙一つ残してナツオの前からいなくなり、再会したのはナツオが小説を書き上げて回復してからでした。

だからヒナは絶望していた姿を見ていないんですが、本気だったからこそ絶望したという言葉から、当時のナツオがヒナ姉のことをどれだけ本気で愛していたのかが伝わっているのかなと思います。

当時の2人の関係はヒナから手放した形になっていますが、それは学校側に教師と生徒の恋愛が発覚してしまい、ナツオの小説家の夢を閉ざさないための止むを得ない事情でした。

止むを得ないとはいえ、一度手にしていたものを手放してしまった結果、もう二度と手に入れられないものになってしまった訳です。

そしてヒナが手放したくないと思っていただけではなく、ナツオも本気で手放したくないと思っていたと今改めて宣言された訳です。

先生という立場、小説家の未来、家族の全てを捨てて社会的に死んでしまったとしても、ヒナが一緒にいたいと願えばナツオはその通りにしてくれたのでしょう。

ただ、当時はナツオの将来を守るためにそれをいうことはできませんでした。

ナツオの本気と絶望のセリフから、ヒナはナツオが当時ヒナのことをどれだけ本気でいてくれたのかを再認識し、一緒に死んでと言えなかった事を悔やんでいるのかなと思います。

本当に皮肉なもんです。

ルイと結ばれたきっかけが、ヒナと別れたことによる絶望だったなんて。

次回もまだ雲行きが怪しい

今回、両親に妊娠のことを伝えられませんでしたが、近いうちに伝えることにはなるでしょう。

両親の反応も気になりますし、願わくばヒナにも負けヒロインという立場だけではなく、ハッピーエンドの道を残して欲しい。

本当に今回のヒナは見ていて辛い状況でした。

ヒナ姉にも幸あれ!!


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