【トニカクカワイイ】<17巻>司ちゃんと時子。時子の人生は幸せだったかを問う。

トニカクカワイイ
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トニカクカワイイ《17巻》の感想記事です!!

週刊連載に追いつくという意味不明さ(最高)

最新コミックスが発売される時点で、だいたい週刊誌は5〜10話ぐらい進んでいるものなんですが、今回の17巻発売時点で週刊誌に追いつくという意味のわからないことをしてくれました!

コミックス派からするとめちゃくちゃありがたいんですよね。コミックス買うだけで最新話まで読めちゃう訳ですから!

さすが畑先生と言うべきサービス精神ですね!!

でも一方でストックがないということでもあるので不安は不安。。
週刊連載は人間のやることじゃないと聞くぐらい大変な職業だと思うので、無理せず健康に連載を続けてほしいですね。

夜の営み

夫婦なんでいいんですけどね!!ナサくんが完全に手慣れてるところに「あっ・・・(察し)」ってなる!!!

2人の意味

時子さんの遺書の中に書かれていた、遺灰を撒く条件の指定。

5Dデータの中に何かヒントがあるのでしょうか。
2人でいる必要がある理由も気になりますし、年末と指定している理由も気になります。

場所も指定しているんですよね。思い出の場所だから指定しているのか、そのタイミングでしか起きえない何かがあるのか。

気になるのは、描かれている月夜が満月ということ。

これが年末に満月が重なることを示唆しているのでしょうか。
実際に今年話題になりましたが、例えばスーパームーンとか。

満月が近づくこと、5Dデータの中にあるヒント、富士山のふもとの湖。

これらの条件が重なった時に、『輝夜』が現れるのかもしれませんね。

遺灰を撒く行為事態には意味はなく、上記の条件を揃えるための動機付けなのかなと思います。

初代・ナサくん?

時子さん、月の石を持っているだけあって只者じゃないとは思ってましたが、思った以上にぶっ飛んだ天才でしたね。

司ちゃんの願いを叶えるための先見の明がすごすぎる。

メインフレームの701ってIBMの製品を言っていると思うんですが、それが出たのは1952年。戦争も終わった直後でカラーテレビも普及していないような技術の時代。

その時代からメインフレームに目をつけ、それがロケット開発に繋がると予見するのは天才のそれ以外の何者でもないですね。

予見だけではなく、実行力も伴った時子。
天才の中の天才ですね。しかも美人ってのがポイント高い。

天才の美人技術者って、高得点ですよ!

しかし、この雰囲気はナサくんによく被りますね。

難題に臆せず挑む度胸難題をクリアするだけの地力他人のために見返りを求めない精神

初代ナサくんっていうと聖徳太子かなとも思うんですが、性別の違いだけで人間力については瓜二つだなと感じました。

当事者だから怖くて聞けないこともある

17巻ラストの158話は良すぎました!

1400年の命の中で、司ちゃんに寄り添ってくれる人は多々いたと思いますが、時子さんぐらい長い人生を費やしてくれた人は他にいないんじゃないかなと。

だからこそ自分の永遠の命で、時子さんの短い命を振り回せいてしまったと言う自責の念があったんでしょう。

逆に時子さんもそれをわかっているし、考えてほしくないから通夜から遠ざけるようにしたのかなと。

他者から見れば幸せそうな2人には見えるものの、当事者同士ではわからないものですよね。
物怖じしない司ちゃんがどうしても聞けなかった、という心情にも涙してしまいます。

どこかで また 会える時

時子さんに『幸せだったか』を問う時点で既に涙不可避の展開なんですが、最後の締めに描かれたコマも涙不可避でズルすぎましたね。

いつかどこかでまた会えた時に

このセリフがめちゃくちゃエモいんですよね。

時子さんは死んでしまった人で、死んでしまった人は2度と生き返らない。
司ちゃんは死にたくても死ねない。

そんな2人が再開するとしたら司ちゃんが死んで、天国にいくしかない。

永遠の命を終わらせたいと言う司ちゃんの願いが叶えられた上で、その先の願いができたんですよね。

最後まで時子さんに聞けなかったこと。再開した時に聞きたいことができた。
その願いを叶えるために、永遠の命に終止符を打たなければいけない。

司ちゃんが改めて願いを諦めずに追い求めていく理由ができ、ナサくんが何がなんでも成し遂げなければいけない理由ができました。

時子さんがいなくなっても、2人に残したものは大きかったなと感じました。

怒涛の過去編もここで一旦終わりかなと思います。
少しシリアスな展開だったので、ギャグパートで流れ吹っ飛ばして冬に向けて一直線な感じですかね〜


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