【彼女、お借りします】《第135話 ラストシーンと彼女④》水原が話しておきたいことってなんだろう

彼女、お借りします
この記事は約6分で読めます。

和也の発言を聞いて何かを伝えたいものの伝えられずにいる水原。

そんな水原を見て、和也は「もしかして・・」と考え始めます。

そんな2人はホテルに到着。

一体2人に何が待ち構えているんでしょうか??

《135話 ラストシーンと彼女④》のネタバレありの感想記事です。

前回記事はこちら

お・や・く・そ・く

 知 っ て た 

かのかりファン100人中150人ぐらいが知ってた展開!!!

お決まりですもんね。

しかも仕掛け人はみにちゃんですから。当然です!

一緒の部屋に泊まることに抵抗する和也

・・・を見る水原。

一緒の部屋でもいいと考えているのか、はたまた和也の拒否行動が「この人は自分のことを好きじゃないんだな」と考えているのか。

2人きりのお泊まりは2回目!

普通に考えて付き合ってもいない男女が2人きりの外泊2回目ってすんごいことしてるよなぁ・・・

だから水原の「初めてでもないでしょ?」はパワーワードすぎると思うんです。

だってこの人たち付き合ってないんだよ・・・(大事なことなので2回目)

水原は別々の部屋に泊まることを”浪費”だと言いましたが、昔の水原からすると全く考えられない発言ですよね。

どんだけ和也に惚れているんだ・・・

強い水原は・・・

同じ部屋で一夜を過ごすことに全く動揺していない水原を見て、和也は「強い・・・」と感想を漏らします。

が、強い水原は弱い水原を隠している演技って言うのは今更ですね。

鍵を取ってからの水原の表情は、読者からも和也からもずっと見えないままでした。

和也以上に動揺していると思いますが、部屋に着くまでの間に冷静を装って隠せたのかなと思います。

おじいちゃんを思い出して何を思うのか

休む間もなく映画撮影のことを考えている和也を見て、水原はおじいちゃんの顔を思い出すと共に、何か一つ決心をしたように口を紡ぎました。

このおじいちゃんの顔って遺影の写真なんですよね。

おじいちゃんと言えば「願えば夢は必ず叶う」の決まり文句でした。

前から引っかかっているんですが、おじいちゃんの言葉って流れ星にお願いするのとほぼ一緒の意味なんですよね。

夢のために努力するっていう意味ではなく、お願いしていたら誰かが叶えてくれるっていう。

今回の水原もまさにそれで、もちろん水原の今までの頑張りがあってこそではありますが、水原が夢を”叶えた”訳ではなく、和也が夢を”叶えてくれた”だと思うんですよね。

そして和也は水原のためではなく、自分の夢のためだと言い張りますし。

【13巻】【満足度109】オムライスと彼女

もちろん水原に気を使わせない和也の優しさであり、必死な照れ隠しです。

ただ、事実として和也が成長して前に進んでいる一方で、水原が前に進んでいるのかがわかりません。

”叶えたじゃなく”叶えてもらった”ことを気にしたのかなとも思いましたが、ぶっちゃけよくわかりませんでした(爆)

やっぱり話しておきたい事がある

一度は伝えることをやめた言葉を、水原は改めて和也に伝えようとします。

新幹線の途中から考えていて、降りてから伝えなかった言葉。

和也が自分の頑張りを認めていないことに対してのフォローだと思っていますが、新幹線を降りてからの水原とは雰囲気が違うことが気になります。

最初は照れた表情でしたが、今回は何か決心をしたような。

そして次回のアオリは「最後の演技」

次回のアオリと水原の表情を深読みして2通りの意味を考えてみました。

”映画撮影”の最後の演技

1つ目は”映画撮影”の最後の演技

これは説明するまでもないですね。

和也と水原は映画のラストシーンを撮影するためにここまでやってきているのですから。

このシーンを撮影することが”最後の演技”になります。

ただ、このシーンを撮影したからといって水原が何を伝えたいのかには繋がらないと思うので、あまり深いことは考えずに次に行きます。

”和也の彼女”としての最後の演技

2つ目は水原が和也と出会ってからずっと演じ続けていた”和也の彼女”について一区切りを付けようとしている可能性もあるんじゃないかと。

かのかり史上最長編となるクラファン映画撮影編。
この長編の中で水原は和也への想いを言葉にして表しました。

【満足度127】最終日と彼女と⑤

そして映画撮影編もクライマックス

となれば、自分の気持ちの整理ができていて、進行中の映画撮影も一段落つき、レンカノとしての約束を果たすことができそうな今こそ、水原が次のステップに進むタイミングとしてはベストなのではないでしょうか。

そもそも和也と水原のレンカノ関係はこの二つがゴールでした。

  • 和也が成長すること
  • おばあちゃん達が極力悲しまない形で別れを告げる事
【3巻】【満足度20】彼女と彼女①

和也の成長

和也の成長については映画撮影を通じて十分に知ることができたと思います。

出会った当初は水原におんぶに抱っこだった和也が、和也の力で映画撮影を完成間近まで持っていき、水原の夢を叶えようとしています。

和也自身が自分の成長を理解していなくとも、水原はそれを理解してくれているからこそ前回の和也のセリフがずっと引っかかっているんだと思います。

水原が和也の成長を認めている以上、和也が願った”成長したい”という目標は達成できていると思います。

おばあちゃん達を極力悲しませないこと

おばあちゃんを悲しませないことは、和ばあちゃんについてはまだ答えが出ないかと思います。

ですが、小百合ばあちゃんについては答えを出さなければいけない状況です。

水原は小百合ばあちゃんに事実は伝えたくないと言っていましたが、本当に最後の最後まで真実を伝えないまま小百合ばあちゃんを旅立たせてしまうのでしょうか。

【11巻】【満足度91】彼女と期限②

唯一の家族に対して嘘をついたまま最後を迎える。
水原はきっとそんなことはしないと思います。

ただ、小百合ばあちゃんが旅立つまでに和也を取り巻く瑠夏ちゃん、マミちゃん問題が解決するとも思えないので、和也に「好き」と言える状況でもありません。

小百合ばあちゃんを悲しませない方法は和也と本当の恋人になることだと思いますが、掲げていた目標は”極力”悲しませないことです。
全く悲しませないことが目標ではありません。

であれば、小百合ばあちゃんには嘘の関係だったと明かしつつ、それでも「私(水原)に素敵な人が見つかった」という真実を伝える選択肢を選ぶのではないかと思います。

【11巻】【満足度91】彼女と期限②

おばあちゃんを極力悲しませないためには、ここら辺が落とし所かなと。

何よりも水原が前に進むために

それに今のレンカノの関係では”節度持った大人のお付き合い”を前提にしているため、2人の距離は何も変わらないままです。

小百合ばあちゃんに真実を伝えるため、水原が自分の気持ちに向かうために、ここで和也とのレンカノ関係を清算させようとするのではないかと思いました。

でも和ばあちゃんが・・・

・・・でも和ばあちゃんが残っているんですよね・・・
和ばあちゃんに真実を伝えられない以上はまだレンカノの関係を0にする訳には行かないんですし。

そうなるとレンカノとしての最後の演技にはならないか・・・

んー、さすがに余計なことを考えて読みすぎてる気もする。。。

けど消すのももったいないのでこのまま投稿します。

当たってる気は全くしないけど、レンカノ関係のゴールについてはもう条件満たしてるなってことがわかったので良しとします!!(無理やり)

次回は「最後の演技」

今回の予想があっている気はしないけど、答え合わせの次回。

次回も超楽しみです!!


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