先日、サンデーうぇぶりという週刊少年サンデー用のアプリで「ハヤテのごとく!」52巻が全巻無料というキャンペーンをやっていました。

※ちなみに今はMAJOR全巻など、いろいろ無料キャンペーン実施中
最近トニカクカワイイを読んだこともあって、機会があればハヤテも読みたいなとは思っていたんですよ。
なのでグッドタイミングでのキャンペーンでした。
1巻から52巻まで半日ちょっとで読み切りました!
・・・もう時間がなくてね・・・
52冊を半日は自分にとってはなかなか厳しい条件で・・・
しっかり読め込めていないんですが、無料期間の時間制限もあったので、せめて全体の流れだけでもつかみたいなと思って勢いで読みました。
なので読んだ感想をゆる〜く書こうかなと思います。
※今はもう読み返せないので雑な記憶です。
自分とハヤテのごとくの歴史
歴史っていうほど何かあるわけじゃないですが、先に触れておこうかなと。
ハヤテのごとく!はアニメ1期が放送された時に初めて見て、当時はめちゃくちゃハマりましたね。
というか、今思えばハヤテを見るまでは一切アニメを見ておらず、アニメを見始めるキッカケになったのはハヤテのごとくでした。
コミックスも買っていた時期はありました。
・・・が、途中で両方見なくなってしまったんですよね。ハマっていたはずなのに・・・
(ハヤテの後に狼と香辛料と瀬戸の花嫁に浮気した記憶はある・・・)
当時どこまで読んでいたかも思い出せませんが、1期のアニメが終わる頃には自分の中のブームもすぎていたような気がします。
逆にそのおかげで、今回は1巻から新鮮な気持ちで読むことができました!(ポジる)
サンデー版の銀魂
まず懐かしいなと思ったのは、圧倒的なパロディネタですね。
そういえば昔もこれで笑ってたなって思い出しました。
この圧倒的なパロディネタは銀魂を思い出しますね。
ただ、パロディであれば他の作品もありますが、より銀魂に似ているなと思ったのはふざけたストーリーの中でも王玉を中心としたシリアスストーリーも含まれている、というところが銀魂っぽさをより感じましたね。
世間一般でどういうジャンル分けになっているのかわかりませんが、個人的には「ラブコメ」ではなく「ギャグ漫画の中に若干の恋愛要素」っていう印象で読んでいました。
結局、ラブコメなのかパロディギャグなのかファンタジー物なのか、幅を広げた結果、中途半端になった感じになり、52巻という巻数はちょっと多かったのかなとも思いました。
銀魂も同じなんですよね。
ラブ要素はなかったものの、風呂敷を広げすぎた結果、巻数だけ膨らんだ印象があります。
ハヤテの場合は2010年頃のサンデーの人気なども考えると、なかなか連載をやめられなかったと言う背景もありそうですが・・・
一本芯を決めて、20巻程度でまとめたハヤテのごとく!っていうのを読んでみたいです。
ナギのサクセスストーリー
ナギの成長はすさまじかったですね。
初期は圧倒的な財力でなんでもどうにでもなるお嬢様でしたが、王玉紛失から財産を失い、同人誌作成では困難を乗り越え、最後はマリアとハヤテを失う事にも立ち向かいました。
それでも最初のわがままお嬢様キャラは決して消えず、ナギのわがままお嬢様のキャラクターを残しつつも、人間的にとても成長できていましたね。
まとめサイトなどで感想記事を見ると「同人誌編は蛇足」っていうのをよく見ましたが、半分同意するけど、半分はそれは違うって思いますね。
多分ラブコメとしてみれば蛇足に見えるんだと思います。
ただ、ナギの成長を描くという視点で見れば困難に立ち向かうナギの成長が見れますし、それが最終盤にマリアがナギの元を離れる理由の一つにもなりましたから、ストーリー上では大事だったかなと思います。
逆に意外だなと思ったのはハヤテに目立った成長がないこと。
ナギとの対比なのか、「執事」という立場上ハヤテはサポートに徹するべきキャラだったのか、最初から万能すぎたのか。。。
タイトルからハヤテが主人公なのは間違いないですが、「成長」という観点から言えば主人公らしくはなかったという印象もあります。
他のヒロインズは・・・、作中で1年経過したことにより自分の気持ちに向き合えているんでしょうけど、成長って観点だとそんなに思い浮かばないですね。
そもそも作中では1年しか経過してないので、そりゃそうだろうっていうのはあるかもしれませんが。。。
ヒナギクがかわいかった。あとルカもよかった
成長したのはナギだと思いますが、推しはヒナギクです!
人気投票では常に1位なヒナギク。本当にかわいかったですね。
ハムスターちゃんとお互いの恋を応援しつつも、ハヤテに対して正直になり切れない乙女っぽさが最高でした。
あと好きだったのはルカですね。
ルカが残した「さよなら」のメモはいいシーンでした。
個人的にはアイドルではなくて漫画家の道を選んで欲しかったんですが・・・
それはストーリー破綻しちゃいますからね、さすがにね・・・
結論はトニカクカワイイ
自分で書いておいてあれですが、あんまり好意的な感想書いてないですね笑
まぁ正直ゴチャゴチャしたな、っていうのが感想ではあります。
それでもキャラクターはみんな魅力的な個性がありましたし、パロネタはおもしろいし、王玉のストーリーはおもしろかったしでいいマンガでした。
順番が逆てですが、先にトニカクカワイイを読んでしまっているので、ハヤテで寄せきれなかったラブコメ要素をよりトニカクカワイイで出し切ってほしいなと思いました。
ハムスターちゃんのラストとか、ヒナギクのラストとか、2人の想いは実らなくとも素晴らしいラブ要素でしたからね。
要所で見せたラブコメ要素は間違いなく素晴らしかったので、それをトニカクカワイイに全力で出し切ってほしいですね。
・・・あ、トニカクカワイイ、2020年10月にアニメ化おめでとうございます!
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