【彼女、お借りします】《第234話 キスと彼女④》墨ちゃんについて語っておきたい234話。

彼女、お借りします
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【彼女、お借りします】《満足度235 楽園と彼女④》の感想記事です!


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「瑠夏ちゃんのため」は半分本当で半分嘘

みにちゃんがどストレートに質問してくれたおかげで、千鶴が3ヶ月間避けていた理由が語られました!

瑠夏ちゃんを深く傷つけてしまった・・・・

和也にキス、家族の前で恋人宣言とレフェリーも秒で止める様なノックアウトな仕打ちとなってしまったハワイアンズ編。

瑠夏ちゃんもあの場の空気を守るために一定の理解を示していたものの、傷ついていることも打ち明けていましたね。

【満足度232】キスと彼女①

この瑠夏ちゃんの行動が、千鶴に瑠夏ちゃんの痛みを考えさせるキッカケになったのでしょう。
ハワイアンズでキスをしてからではなく、瑠夏ちゃんにどつかれた後に何か考え込む描写があったので、このタイミングで頭によぎったのではないかなと思います。

【満足度232】キスと彼女①

なので3ヶ月間、瑠夏ちゃんへの不義理を考えていたのは嘘ではないんでしょう。
みにちゃんに突撃されたから咄嗟に口から出た訳じゃなく、この瞬間から千鶴の中ではモヤモヤの一つだったことがわかります。

ただ、避ける様にその場を立ち去った千鶴ですが、瑠夏ちゃんにどつかれる前から足早に立ち去ろうとしていたことを忘れてはいけません。

【満足度232】キスと彼女①

瑠夏ちゃんのことがなくてもその場を避ける気があった、というのが大事です。
つまり『瑠夏ちゃんへの不義理』は後付けの理由であり、元々避けたかった理由は別にあるんですよね。

瑠夏ちゃんのことを盾にして話し始めた千鶴ですが、嘘じゃないにしろ真実でもない語りだったと思います。

名前を知らない気持ち

世間一般では「恋」という言葉だったとしても、本人が知らなければ名前をつけられない。

いや、本当は千鶴も知ってるんですよね。
ただ、蓋をしなきゃいけないものだ、と思っているから直視しないだけで、知ってるんです。

蓋をするための理由はいくつも転がってますからね。避けるには都合のいい環境でした。

いつかの「欲しいものを手に入れるためには何もかもかなぐり捨てて掴みにいく」と言っていた彼女の姿とは相反しますが、それは『夢と現実』というギャップを埋められない千鶴らしさとも思えます。

僕らの代弁者・八戸森みに!

今回の話を読んでいる途中で、千鶴が一切考慮していない要素があることが気になりながら読んでいました。特にそれが顕著だったのがこのシーン。

瑠夏ちゃんの気持ちを重視して話していますが、和也の気持ちを考慮していないんですよね。
話の流れ的に瑠夏ちゃんのことを話していたのもあると思いますが、和也の気持ちが瑠夏ちゃんに向いていないのは千鶴も把握していますし、なんなら自分自身に向けられていることだってわかっている。

それなのに和也の気持ちを無視して、瑠夏ちゃんの気持ちを都合よく使っている様に思える千鶴の答えには疑問でした。

師匠の”想い”に真正面から向き合って欲しいっス!!

この言葉よ!!!

和也の気持ちを一切考えなかった千鶴に届けたかったこの言葉!!
それをしっかり伝えてくれるみにちゃん!!グッジョブ!!!

よしっ!!!

よしっ!!!

何も言うことはない。メインヒロインが前を向いたんだから、あとはクライマックスに向けて進展していくのみ!!

もちろんまだまだ解決しなきゃいけない課題や伏線はあるけども、それでもこうなったらここからはヒロイン無双待ったなしよ!!

ちょい脱線。だからみにちゃんだったのか

いい感じに来週に向けて、って感じで締められたんですが、一つだけ書いておきたいことが。

みにちゃんが登場するまで、和也と千鶴の仲に対してアドバイスするのは墨ちゃんだったんですよね。
なので新章が始まる前に、自分は墨ちゃんが久しぶりに登場するもんだと思っていたんですが、今のところ面影なしです。

元々墨ちゃんに関しては満足度156で恋が完結した様な描写があるため、そこでお役御免になり、アドバイザーの役割はみにちゃんにバトンタッチしたのかもしれませんね。

墨ちゃんの特徴として「口下手」という設定がありますが、これが足枷になってしまったのかなと。
『たまに頑張って喋る』というギャップが可愛らしさをより際立たせていましたが、ここに来てその設定が裏目になってますね。

今回のみにちゃんの様に『オブラートガン無視でズケズケと喋る』ぐらいじゃないと強固な千鶴壁は突破できませんし。。
今回の役目を墨ちゃんがやるのは荷が重たいですし、墨ちゃんの口下手を解消させるのは主人公である和也の役割で、こんなゴタゴタで突然千鶴の前で声を出す墨ちゃん、というのは何か違いますからね。

墨ちゃんは立場が難しいキャラクターになっちゃったかな。。

個人的に墨ちゃんの再登場&アドバイザーとしての活躍に期待していましたが、一つ世代交代を感じたので書かせてもらいました。

でもまぁ、きっとまたどこかで墨スペシャルアドバイザーの出番あるよ!待ってるよ!!


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