【彼女、お借りします】《第152話 嘘と彼女⑤》一ノ瀬ちづるを引きずり出せ!!

彼女、お借りします
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小百合ばあちゃんが残した愛

水原は真実を伝えることが出来ませんでしたが、最後におばあちゃんからの愛を受け取ります。

そして日は昇り・・・

残された水原、そして和也は今後どう歩んでいくのか。

そんな「満足度152 嘘と彼女⑤」です!

前回の感想記事はこちら!

アニメの感想もどうぞ!!

華の女子大生よ・・・

そのえづき方でええんか・・・

う゛ぇぇぇっえ゛ぇ゛え゛ぇえ゛
う゛ぇぇおぇぇっう゛う゛ほ゛え゛ぇえ

おっさんがタン吐く時と一緒やんけ・・・

いいの??華の女子大生がそんなおっさんと同じでいいのか???
・・・でもみにちゃんっておっさんみたいなところあるからしゃあないか。

【14巻】満足度121 彼女と204①
【16巻】満足度133 ラストシーンと彼女②

元から中身おっさんだったわ・・・

・・・せっかくなのでもう一回。

う゛ぇぇぇっえ゛ぇ゛え゛ぇえ゛
う゛ぇぇぇぇう゛う゛ほ゛え゛ぇえ

人のえづきを文字に起こすことはもう2度とないと思うので、記念に2回目+カラフルにしてみました(遊び心)

へいきっ

めちゃくちゃ心が痛い・・・

自分の唯一の肉親がいなくなった後にできる表情なのか、これ・・・
いくら演技や強がりだとしても、この表情で、このセリフを言えるのだろうか

この笑顔の裏にどれほどの思いを隠しているのか
こんなに素敵な笑顔なのに、なんて辛くて哀しくなるんだろうか・・・

声を大にして言いたい。「大馬鹿野郎!!!」

病院での一幕を思い出した和也は、もしかして水原は強い女の子なんじゃないかと言います。

水原は俺が思うよりずっと強くて・・・逞しくて・・・
一人で生きていける・・・
すげー女なんじゃないかって・・・

・・・おいおい、ちょっと待て待て

この大馬鹿やろう!!!!!!!!

お前は病院で小百合ばあちゃんから何を聞いていたんだ!!

【7巻】「満足度58」
「彼女」、一ノ瀬ちづる③

一ノ瀬ちづるは自分の弱さを受け入れられない
だから強い自分という鉄の鎧で弱い自分を覆う

これが一ノ瀬ちづると言う普通の女の子であり、水原千鶴という強い女の子なんだと。

【7巻】「満足度58」
「彼女」、一ノ瀬ちづる③

そして強がりだけでは人は生きていけず、弱い一ノ瀬ちづるを支える人が必ず必要になる。
小百合ばあちゃんからはそれを託されていたと言うのに・・・

和也が勘違いしてしまったら終わりなんだよ!!!

ホント馬鹿。クソ大馬鹿野郎!!

一ノ瀬ちづると水原千鶴を知っている人は極々僅か。
ちゃんと”2人”と接しているのは和也だけと言ってもいいでしょう。

つまり、”水原千鶴は強がっていて、一ノ瀬ちづるは弱っている”という事実に気付けるのは和也だけなんです。

みにちゃんも言っている。小百合ばあちゃんだって言っていた。

女の子・・だけじゃなくて、人間は一人じゃ生きていけない。
でも唯一の肉親を失った水原は今一人ぼっち。

それを救うのは海くんでも墨ちゃんでもみにちゃんでもない。

和也なんだ!!!!!!!!

だからお前に勘違いしてる時間なんてないんだ、この大馬鹿野郎!!!

何万回でも叫びたい!!

「へいきっ」の前の沈黙は?

「へいきっ」の言葉の前に、水原は何かを考えていました。

ここで考えた結果が「へいきっ」のセリフに繋がっていて、「水原」を演じるという結論になったのでしょう。

前段の和也の言葉から何を考えているのか考察してみます。

俺 ただの”お隣さん”だけどさ
いつでも水原の力に・・・!!

ただの”お隣さん”に気づいてしまった

セリフから安直に考えるのであれば、この人はただのお隣さんでレンカノの客なんだなと気づいてしまったこと。

二人の夢編を通して距離感が近づいた二人ですが、それでも和也から出てきた言葉は「ただの”お隣さん”」。

和也としては深い意味を持たせた訳ではありませんが、表面上で取り繕っていても内心は余裕のない水原には、言葉通りのストレートな意味で解釈されてしまったのではないかと。

女優とプロデューサーの関係も終わり、改めてお隣さんで客の関係になってしまったため、「それまでのいつも通りの水原」を演じたのではないでしょうか。

幻滅させたくなかった

弱い部分を見せた事がない水原にとっては、その部分を見せる事を「怖い」と思っているのでは?

今まで和也に見せてきたのは、強くて可憐な水原千鶴
それが突然不安で臆病な姿を見せてしまうと、そのギャップが相手にどう思われるかわからないと考えているのかなと。

まして中学生以降の水原は強く生きてきましたし、弱い自分の見せ方を知らないでしょう。

和也のことが好きであれば、なおのこと幻滅されたくなかったり嫌われたくないために、いつも通りの水原でいる決意をしたんじゃないかなと思います。

和也が好きなのは水原なのか?

今週読んで真っ先に思ったことは、水原=鉄の鎧なんじゃないかなと。

「いつもと変わらない」と言うのは弱い自分を隠して強がっている事を指しているのかなと思います。
つまりは鉄の鎧を身に付けた状態かなと。
そして、それを水原と称しています。

いつの間にか、水原千鶴でいることが弱い自分を隠す鎧に変わっちゃったのではないかと思いました。

こんな状況でも強がる水原、逆に言えばこんな状況ですら本当の自分を晒すことはできない
それだけ鉄の鎧の呪縛は強いんだなと。

であれば、和也が水原に寄り添ってあげるには、まずは鉄の鎧を壊してあげる必要があり、それは水原千鶴から一ノ瀬ちづるに近づいていくことなんじゃないかと。

・・・で、思うんですが、和也が好きなのは「水原千鶴」じゃないと思うんですよね。

【6巻】満足度49 彼女と告白

だって、「水原千鶴」はツンケンしないし、当たりも強くない。
おしとやかで可憐な理想の彼女を演じている水原はそんなことはしません。

でも和也が好きなのは、ツンケンしててもお人好しで、当たりが強くても人のことを考えてくれている水原。
・・・つまりは「一ノ瀬ちづる」なんじゃないかと。

【7巻】満足度56 「彼女」、一ノ瀬ちづる①
いつも通りの水原=一ノ瀬ということ

付き合うまではいかないと思っていますが、和也が一ノ瀬ちづるを求めることが、水原千鶴という鉄の鎧を壊すキーになるんじゃないかなと思いました。

そこで改めて和也と一ノ瀬ちづるが向き合うことで、二人の関係も変わっていくのかなと。

次回は、「お通夜」

しんみりした話は続きますが、それでも強がっている水原は続くでしょう。

お通夜には和也だけではなく和ばあちゃんも来るでしょうが、水原は今のスタンスまま、理想の彼女状態でしょうね。

今は二人の夢編のエピローグ的なお話ですが、お通夜も終われば新章突入となるはずです。

明るい感じの新章ではないと思いますが、鉄の鎧を壊す、瑠夏ちゃん・麻美ちゃん問題、そして水原と和也の次の関係性探しとまだまだやらなければいけないことは多々ありますからね。

楽しみではありますが、、、ただ辛いなぁ・・・


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