【トニカクカワイイ】《2巻》司ちゃんの正体の伏線ばかり!!

トニカクカワイイ
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前回の感想記事からかなり間が空いてしまいましたが、ハヤテのごとくを読み終えて畑作品の熱がある内に感想記事を書きたいと思います!

今でている9巻までは読み終えましたが、いつもと同様2巻までの内容での感想記事ということで。

ハヤテを読み終えた後だと、なおさら「畑ワールド」なるものが見えてきますね。

そして2020年10月からアニメ化決定!!

おめでとうございます!


あらすじ

話題沸騰! 大反響の結婚コメディー第2巻! とにかく可愛いお嫁さんとのラブラブな新婚生活が始まったナサ。でも結婚したはいいものの、結婚式も指輪購入もプロポーズもしてなくて… 果たして新郎は新婦を幸せにできるのか!? イチャイチャ具合はさらに増量! そして、新キャラも続々登場で由崎夫妻の周りも一層賑やかに! 1巻発売後・即大反響の新婚イチャラブコメディー、ますます幸せの第2巻です!

2巻の注目ポイント!

小ネタ① みんな大好き「帝愛」

「汚れだけは確実に落とすせっけん」

まるで、地下の過酷な環境で労働させられている人向けな製品です。

そんな人達いる訳ないのにね、ハハハ

歴史に詳しい司ちゃん

前回も昔の出来事を体験してきたかの様に語っていた司ちゃんですが、今回も同じ様な場面がありましたね。

ナサくんとの何気ない会話の中でしたが、化粧水がいつからあるとか、乳液がいつからあるなんて気にしないことだと思うんですよね。

それらが発展した時代を経験しているからこそ、スラスラと情報がでてくるのかなと。。。

クイズ好きな人であれば雑学をたくさん持っていると思うので、その可能性も0じゃないですが。。。

まだ断言こそできませんが、怪しいなぁ。。。

夫婦とは

これはその通りですね。

畑先生もトニカクカワイイの連載直前に結婚しているので、体験談なのかなと思いました。

事故の後?

12話の扉ページですが、司ちゃんが血を流しながら歩いているページがありました。

服装的にはナサくんが事故にあった時と同じで、血を流す場面滅多にないので間違いなく事故後ナサくんの元から離れた場面だと思います。

気になるのは歩きながら滴る血の量が極端に減っていること。

前回の記事でも事故の怪我が何事もなかったかの様にすぐ回復していた事は触れました。

真相はまだわからないのですが、血の量を見るとかなり短い時間で回復したのかなと思います。

数年前の千歳と司

千歳は昔、司ちゃんに助けてもらったことがある様で・・・

なんでそんな状況にいるんだよってツッコミは置いといて、、、

これがいつの時代の話かわかりませんが、今よりは幼く見える千歳です。

小学生ぐらいかな?と思うので、3年ほど前でしょうか。

司ちゃんの見た目がやっぱり変化ないんですよね。

ナサくんの事故も3年前の出来事でしたが、3年後に再開した時は見た目は何も変わっていない司ちゃんでした。

時期的にはナサくんの事故と千歳が助けてもらったのは同じ頃だと思いますが、やっぱり司ちゃんの見た目は今と昔で変わりないんですよね。。。

かぐやの城と司ちゃんの秘密

竹取物語のかぐや様は月に都に帰るので、それを意味して月の石を「かぐやの城」と言っている訳ですが・・・

なぜ月の石が司ちゃんのお屋敷に保管されていたのかってことですよね・・・

千歳は「姉様(司)を守るために大おばあ様が無理を言って借り受けてきた」と言っていたので、司ちゃんのためにあるものです。

守るとは、何から守るのでしょうか・・・

敵?老い?病気?

また、借り受けたと言っても今は月の石から離れて生活をしている司ちゃんです。

近くに置いておく必要はないのか、もしくは、月の石がなくても大丈夫になった(ナサくんといることで月の石に守ってもらう必要がなくなった?)

千歳は司ちゃんの秘密を知っている様です。

司ちゃんの願いも知っている様です。

千歳は崖で助けてもらった際に司ちゃんと知り合った(司が千歳のことを「君」と読んでいるので、助けた時点では知り合いではない)ので、それ以降に司ちゃんから秘密を聞いているはずです。

でもナサくんにはまだ何も伝えていません。

千歳とナサくんの差はなんなんでしょうか。

伝えたくないのか、まだ伝える時期じゃないのか・・・

まだまだ疑問ばかりですね。

月詠時子氏、ダウン

司ちゃんが提出した婚姻届に名前が書いてあった「月詠時子」氏。

どうやら政治家らしく、一般人も認知する有名人みたいですね。

「辞任した」なので少し前に大臣を辞めたみたいですが、理由は体調面の不良とのこと。

表向きは。

ニュースが流れる前に時子さん登場しましたが、体調悪そうには見えません。

大臣を辞めた本当の理由は、司ちゃんがいなくなったことに対して対応するためではないでしょうか。

それだけ司ちゃんを手元or管理下に置いておきたいのでしょうか。

司ちゃんを探しているのは「発見しました」という報告からも明らかで、意図的に手放したわけではなさそうです。
司ちゃんを取り戻したい時子氏は、それに注力するために大臣の座を捨てたと見ていいかなと思います。

大臣の座を捨ててでも余りある見返りが、司ちゃんにはあるのでしょう。

ずっと忘れない

2人の愛の証である結婚指輪をプレゼントされた司ちゃん。

指輪を見ながらナサくんに伝えたセリフは違和感満載でした。

きっと忘れない。
あなたが私を愛してくれていたってこと・・・
私はずっと・・・

まず「きっと」という言葉ですが、「絶対」じゃないんですね。
いずれ忘れてしまう可能性があるということでしょうか。

次に「愛してくれていた」という過去形の使い方。
ナサくんの思いがいつか途切れる様な言い方です。

最後に「私はずっと・・・
ナサくん司ちゃんを愛していると想わなくなっても、司ちゃんは愛されていたことを永遠に覚えているというセリフです。

見れば見るほど、司ちゃんの命の方が圧倒的に長く、ナサくんの命が先に終わってしまう意味合いに取れます。

1巻からその気配はありましたが、司ちゃんは不老不死の雰囲気を醸し出しています。
冒頭で触れた化粧水の話もまさにその時代を生きてきたかの様な言い方です。

もし本当に不老不死であれば、「きっと忘れない」はこれから無限に近い時間の中でもナサくんとの思いを忘れない様に頑張るという意味でしょう。

その後のセリフはナサくんが死んでしまった後、死人は人を愛せないという意味かなと。

死人のナサくんは司ちゃんへの愛を想えなくなっても、司ちゃんは覚えているよという意味だと思います。

悲しい結末だなぁ・・・

だからこそ、司ちゃんの願いを叶えて欲しい

ナサくんが司ちゃんに、願いを叶えてあげると約束するシーン。

これは未来の話を先に少しだけ描かれているだけですね。

ナサくんが血を流しているということは、それなりに危険な場面もあったのでしょう。

メタなことですが、司ちゃんの願いを叶えることこそがナサくんと司ちゃんのハッピーエンドの道に繋がりますね。

背景の満月がより司ちゃんをかぐや姫に見立てていて魅力的です。
このシーンの詳細を早く知りたくなりますね。

2巻まとめ

取り上げたシーンはシリアスな場面だったり、司ちゃんの正体という物語の根幹に繋がる場面ばかりでしたが、それ以外のシーンでは畑ワールド全開のパロネタやギャグシーンも多く(というかそっちの方が多め)、笑えるシーンも多かったですね。

ナサくんと司ちゃんのイチャイチャもニヤニヤしながら楽しめました。

ただ、やっぱり目を惹かれるのは司ちゃんの正体です。

2巻で何か決定的な情報があった訳ではないですが、今後への種まきはかなり多くされましたね。

これがどんな伏線となって、どんな驚きに変わるのか3巻もまた楽しみです!


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コメント

  1. […] 【トニカクカワイイ】《2巻》司ちゃんの正体の伏線ばかり!!前回の感想… […]

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