【彼女、お借りします】《アンソロジー》十人十色!新しいかのかりが見れるアンソロジー!

コミックス感想
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「彼女、お借りします」のアンソロジーコミック感想です!

・・・ってそもそもアンソロジーとはなんぞや??
ってとこですが、アンソロジーとは・・・

さまざまな芸術分野において特定のテーマでまとめられた作品

・・・定義で言うとわかりにくいですが、今回のかのかりで言えば
「様々な漫画家がかのかりを好きに描く!」
ということです!

言ってしまえば公式同人誌みたいな!
(プロの漫画家さんに対して同人の例えはどうかと思いますが・・・)

ストーリーも関係なく、メインヒロインも水原とは限らない!
たくさんの漫画家さんが描いたかのかりワールドが楽しめる1冊です!
(宮島先生作の作品も2点収録されてるよ)

たくさんの漫画家さんが参加されている中で、何名かピックアップして感想を書きました!

16巻の感想記事はこちら!

アンソロに参加した漫画家さん!

総勢23人もの漫画家さんが参加したかのかりアンソロジー!

マガジンで同時期に連載していた金田先生や五十嵐先生、マガジンのラブコメ王・瀬尾先生を始め、他誌で活躍している方もたくさんいます!

この中で1人でもお気に入りの作者がいれば読む価値ありだと思いますし、これで初めて知って気になる作者もできると思います!

宮島礼吏①(彼女、お借りします)

初っ端は彼女お借りしますの宮島先生!本人スタート!

アンソロジーなんで、基本は本編のストーリーとは関係ないんですが・・・
さすが作者本人!

初っ端から「これ、もしかして本編で語れてない水原の気持ちなんじゃ・・・」と思わせるストーリーでした!

唐突にある人が気になったり
共に過ごした時間が魅力に変わったり

水原のセリフからは、まるであの人が気になっている理由を次々と話しているように聞こえました。

いやー、これ本編でやるべき話では??と思っちゃうぐらい、それぐらいアンソロジーとしてはもったいないぐらいニヤニヤできる話でしたね!

五十嵐正邦(川柳少女)

川柳少女の五十嵐先生作品!
アンソロジーの中では、数少ない「ヒロインを全キャラ描いた」作品となっていました。

川柳少女でもそうでしたが、絵柄が瑠夏ちゃんにピッタリなんですよね!

本編とは違う方向性の可愛さがでている瑠夏ちゃん!!
ヒロイン全員登場する代わりに1人あたりの出番は少なかったですが、いやー可愛かったですね!

そして肝心要の水原は、「よく喋る七々子!」でした!
アンソロとは違ってきますが、この七々子もアリだな、、、と思っちゃいます!

金田陽介(寄宿学校のジュリエット)

ジュリエットの金田先生!
男らしく(?)、墨ちゃん1本での勝負でした。

趣味全開だよなぁ・・・

いや、アンソロだからこれでOKなんです!
制服のコスプレは原作でもしてくれた墨ちゃんですが、ナース服やチアガールなんて絶対でてこないですからね!!

チアガールはジュリエットの体育祭編を思い出すかわいさです!
・・・あの時の蓮季やペルシア鬼かわいかったなぁ

瀬尾公治(涼風、ヒットマンなど)

マガジンのラブコメ王、瀬尾先生!
水原を描いた作品でしたが、圧巻なのはセリフが一言もなかったこと!

お出かけのために家を出ようとした水原が、出る前にさま坐な小さな不幸に見舞われ、和也に八つ当たりをする物語。

いやー、やっぱ瀬尾先生さすがです!
セリフがなくても、水原の表情やリアクションがよく描かれているので、水原が思ってる事は想像できる作りになっています。

瀬尾先生の作品の中でも、特に「君のいる街」ですが、無言のセリフだったり表情で気持ちを表現するのが格別に上手かったんですよね。

そういう部分が瀬尾先生の凄さだと思うので、アンソロジーでも出してきたなぁと思わせる作品でした!
(瀬尾先生自身が言っている通り、書き分けは本当になんともいえないですけど笑)

他にもたくさん!!

ピックアップする作品は以上ですが、それ以外にもおもしろい作品は多くありましたね!

個人的には宮島先生の番外編が2本も読める時点でお買い得!って感じですが、さらに他にお気に入りの漫画家さんがいれば超絶お買い得!!って感じです!

いずれはアンソロ2とか期待したいです!


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