【五里霧中】とは
物事の様子や手掛かりがつかめず、方針や見込みが立たず困ること。また、そうした状態。五里にもわたる深い霧の中にいる意から。事情などがはっきりしない中、手探りで何かをする意にも用いる。
今回のタイトルにもなっている五里霧中。
”五月”の五にかけて、五月が風太郎と四葉の関係を祝福すべきなのかどうか迷っていることを指したタイトルですね。
前々回の115話の時点から、五月は素直に祝福できない胸中を話していました。

この時の祝福できない理由は”みんなのことを考えると”でした。
みんなというのは四葉以外の他3姉妹のことを指しているので、あくまで五月は風太郎には恋愛感情がない形で話しています。
・・・だったはずなのに・・・
という117話です。
では、ネタバレありで感想記事です。
Contents
寒いところでは雪も降っている様ですよ by五月

卒業も迎える様な時期ですからね。早いところでは学園祭ぐらいの時期から雪が降っています。(元北海道民並みの感想)
五月は下田先生に散々”略奪愛”を煽られた後、風太郎を見て「あ」と言っています。
動揺している証拠ですね。
わざわざ鉢合わせた時用の話題まで事前に用意しているとは、風太郎と会うと超テンパってしまうと想定していたんでしょう。
見つめ会うと素直におしゃべりできないと思っていたんですね。
完全に恋する乙女です。おかわいいこと。
一方の風太郎は「あ」とは言わなかったものの、五月を見て何やら思うところがある様子。
風太郎の最新状況は、数日前(115話)で四葉への告白を練習していたところで止まっています。
それから何かを五月に伝えようとするみたいですが、立ち話ではまずい話で食堂でなら話せる話の様です。
なんだろう・・・。不穏な空気を感じる・・・
北の方は雪みたいですよ by四葉

四葉もかーーーい!!
四葉はこれから二乃と直接話す様でしたから、そこに風太郎は居合わせて欲しくないんですね。
そこで会いたくない風太郎と会ってしまって、「あ」のリアクションから雪の話。
全く持って同じ反応とは、さすが五つ子ですね。
雪が降っているところよりマシかしら by二乃

五つ子って脳内メモリー共有されてんのか???
五月、四葉を見る限り二乃もなんだかんだこの鉢合わせには困っているのかな?とも思います。
ただ、それでもまっすぐに突き進んでくる二乃です。
四葉の話したいことをストレートに聞きますが、

話の流れは大学の推薦が四葉に勝手に来てくれた、という中身ですが、当然大学のことなんか言っていません。風太郎が勝手に四葉の方にきて良かったね、と嫌味100%です。
うーん、本気の恋だっただけにやっぱり簡単には関係修復とはいかないですね。
四葉も決して何もしていなかった訳ではなく、最初から風太郎に寄り添っていた結果が両思いにつながっているので、実際には発言は間違っているんですが。。。
前回三玖も言っていましたが、”どうしても感情は荒立ってしまう”のです。
今はこれでいいと思います。
過去の祝福する発言が〜〜というのはあると思いますが、こういう感情の動きの方が二乃らしいです。
寒いところでは雪降ってるらしいぜ by風太郎

五月は散々惚れてないと自分に言い聞かせてきましたが、顔が赤面してますね。
まぁ、こんな状況になれば誰でも赤面するでしょうが、無理やり自分は惚れてないと言い聞かせたり、動揺する価値がないと若干嫉妬っぽいことを考えたりなどは、惚れている自分を必死に言いくるめようという思いから来ている様に見えます。
お母さんの代わりをしようと自分に言い聞かせていた五月を改めて見ている様です。

さすが風太郎。
五つ子の様々なハプニングに鍛えられた彼は、五月とチュー寸前の状況になろうが、二乃vs四葉の場面にコッソリ出会そうが、いっさいどうようなんt・・・

めっちゃ動揺してんじゃねーーーーーーーーーか!!!!!!!!!

これには五月さんも絶望の模様
五月は今から恋愛バトルに参加するのか?
はっきり言ってもう手遅れです。
四葉エンドがほぼ確定している中で、ここから五月さんの逆転の目はないです。
物語的にもそうですが、読者としても誰もがそう思っているでしょう。
五月派の自分ですら、ここからの逆転は無理難題だと思っていますし、五月エンドにするには100点満点の回答がない限りはやってはいけません。
90点や95点のストーリーではケチがつきますから、どんな読者でも納得のできる展開じゃないと、ニセコイを凌駕することになってしまうのでは・・・
まぁ、ほぼ間違いなく何もなく終わると思いますが、それでも四葉エンドになってから徐々に落ち着いてきた感がある五つ子戦争の中に最後の一石を投じてくれたという意味では◎だと思います。
最後まで目が離せなイィ!!!
〜余談〜
北の方の雪状況を見たい方はこちらからどうぞ

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