五等分の花嫁【116話】五時間一部屋

五等分の花嫁
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四葉でクライマックスを迎えたのに合併号×2で少し盛り上がりが収まってしまった感があります。
これから他の姉妹のフォローをして大円団なのに、ちょっとだけ勿体無い感じがしますね。

大円団まであと5話前後。
今の所フォローできている姉妹は一花のみで、二乃は激怒中、五月は選択が間違っていないか悩み中。
三玖は四葉になり変わる作戦を実行中と、まだ20話ぐらいかかるんじゃないの?というぐらいみんな悩んでます。
(四葉も風太郎か姉妹か悩んでるし、風太郎も告白方法を悩んでる。。。)

今回は三玖の番でした。

では、ネタバレありで感想記事です。

なり変わりは冗談でしたっ!!

ま、そりゃそうさ

ただ、この時点ではなり変わりまではいかなくとも、三玖は風太郎に選ばれた四葉になりたいのかなと思いました。

三玖は失恋してしまったのです。
しかも、姉妹という近しい人物に負けてしまったのです。

普通ならこう思うよ。なんで妹(四葉)なんだ、五つ子なのになんで自分じゃないんだろう、って。
選ばれたのが妹なら、自分が妹の変わりになりたいって。

普通はそういう心理だと思います。

(そうだよね、ヒナ姉?)

三玖ちゃん激怒なう

話したいことがあったのに中々切り出せなかった三玖ですが、間違って四葉の曲を取り消したことから、話の切り口を見つけます。

そうです、三玖は怒っているのです!
何に怒っているかって?風太郎に返事をせずに困らせていることに対して怒っています。

完全に負けヒロインのセリフですけど、言われてみたいセリフですよね。
とっても尽くしてくれそうな三玖ちゃん。ホントかわいいです。。

自分が選ばれてなくても、まず風太郎のことを考えている三玖の優しさには感動します。

怒っている理由はもう一つ。

単純に悔しいんですね。こればっかりはしょうがない。
冒頭でも触れましたが、なんで妹が・・・という思いは必ずでてくるでしょう。

特に二乃と三玖は早い時期から風太郎に惚れ、早々にアタックし続けていました。
彼女らがいかに本気だったかなんて、言わずもがなです。

三玖が言っている通り、四葉が悪いことは何もないのです。
シスターズウォー編でも述べられていましたが、この戦いにおいて姉妹は敵でも味方でもないのです。ただ単に恋のライバルです。
ライバルに負けてしまった、そりゃ悔しいよ・・・

最後の意地

二乃は「姉妹の誰が選ばれても祝福したかった」と言っていました。
実際にはまだ気持ちの整理がついていませんが、最終的にはそうなるでしょう。

じゃあ三玖もそうなのかと思いましたが、三玖は最後の最後まで抗うようです。

直前のコマで、三玖は四葉も同じ思い(敵でも仲間でもない)ことを確認しています。
つまりライバルですよ。
お互いライバルと認識しているのであれば、変な施しなんていらないのです。

例え負けたとしても最後までライバルとして立ち向かうのが、負けライバルのかっこいい姿なのです!

なんだよ超少年漫画してるじゃん!!!!!!!!!!!!!!!

私は私を好きになれたんだ

三玖の恋は残念ながら成就しませんでした。

ただ、風太郎と出会う前の三玖はとにかく自信がない子でした。
特に目立つのは「自分ができることは他の姉妹でもできる」と思っていたことでしょう。
要するに「自分の代わりなんて他にいる」ってことですからね。
三玖が三玖である理由を自分で持っていないために、自分にできることがない、自分の魅力がないと思っていたため、自信が持てなかったのでしょう。

ただ、そんな三玖は風太郎と過ごした時間の中で大きく成長しました。

めちゃくちゃ感動だよ・・・

三玖の恋は成就しなかった。失恋は辛いものです。

ただ、それを乗り越えるだけの強さと自信を三玖は手に入れました。

四葉の変わりになりたい三玖なんて最初からいなかったのです。

自分を好きになることができた三玖。
「フータローに好きになってもらえる私」は叶わなかったけど、それよりももっと大事な「私が好きになれる私」を手に入れることができました。

すごくいい最終回だった!!!!!!!!!!!!

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