【彼女、お借りします】《2巻》ここからが「かのかり」スタートだ!

コミックス感想
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彼女、お借りします の2巻感想・考察です。
執筆時点で13巻まで出版されていますが、2巻までのネタバレ範囲内で感想・考察を行います。

よければ、前回の記事を見ていただけると幸いです。

彼女、お借りします 1巻 振り返し

マミちゃんにフラれた寂しさを紛らわすためにレンタル彼女を利用した和也。
そこで超美少女の水原と出会います。
調子に乗った和也は、身内・友人を巻き込んで水原が彼女であると嘘をつきます。

そんな中、水原を連れた状態で元カノマミちゃんとバッティング。
新しい彼女を見せつけられたマミちゃんは、水原の前で和也の株を下げる発言を繰り返しますが、水原は激怒。
怒った水原は途中で帰ってしまうも、和也は麻美ちゃんとヨリを戻そうと必死に。
そんな1巻でした。

彼女、お借りします 2巻 あらすじ

“レンタル彼女”の水原千鶴を、本当の彼女だと皆に紹介してしまった和也。そして、友人に連れていかれた居酒屋で──“レンカノ”&元カノがまさかの鉢合わせ!! おまけに、元カノ・麻美から突然のお誘いが!? ……どーする、和也!? 更に、ハラハラドキドキの“海カノ編”も開幕!!!

2巻の雑な紹介

居酒屋の帰りにマミちゃんといい雰囲気になった和也。
ですが、マミちゃんから水原の悪口を聞くと和也はそれを庇い、マミちゃんを残して帰ってしまいました。
アパートの前で水原と鉢合わせた和也ですが、水原は怒っておらず、寂しさを紛らわすために今後もレンタルを続けてみるよう提案をしてくれました。

そして夏休み。
和也たちのグループは海に行きますが、そこで水原のグループとバッティング。
最初は「一ノ瀬ちづる」で行動していたものの、成り行きで「水原千鶴」として和也と行動することに。
水原がいるも和也は麻美ちゃんとの未練を捨てられず、友人達に水原と別れる宣言をしますが、木部から叱責を受ける和也。

木部は和也と水原を復縁させるために、フェリーのチケットを渡します。
和也と水原は形だけでもフェリーに乗り込みますが、体調を崩した水原がフェリーから落ちてしまいます。
それを助けに行こうとした和也に、心境の変化が・・・

という2巻です。

和也のクズっぷりしかなかった1巻から、クズっぷりを残しつつ和也のいいところもでてきます。
そしてかのかりの本当の始まりはこの巻ラストからだと思います。
今までは麻美ちゃんに未練タラタラの和也でしたが、水原を助ける一心で海に飛び込みます。
和也と水原の恋愛模様が始まると言う意味では、2巻ラスト〜3巻先頭からがそのスタートです。

2巻最後の1話は、マガジンでは一挙2話掲載された回の半分であり、とても重要度が高い話だと思います。

2巻で押さえておきたいポイント

増えたレンタル理由

和也が水原をレンタルしている理由は「和ばあちゃんのため」で、1週間に1度1時間だけの関係でした。
ただ、アパートで水原と再会した後、和也の自己嫌悪と寂しさを紛らわすために今後もレンタルを続けることを勧めます。
水原めっちゃいいやつじゃん・・・

レンタル理由が増えたことは物語として重要なポイントかと思います。
今までだとばあちゃんが入院している間のみのレンタルでしたが、和也が寂しさを紛らわせるためのレンタルもアリになりました。

水原は深い意味はないと言っていますが、本当に深い意味はないと思います。

木部はバカでポンコツ ・・・なのか?

下田で「一ノ瀬」と会った和也ですが、木部も一ノ瀬と会ってしまいました。
ただ、木部は居酒屋で水原と出会っているため、一ノ瀬=水原と気づいてしまうと恐れた和也ですが・・・

そこかよ・・・

木部はバカでポンコツですね。
ただ、和也は大学で「一ノ瀬ちづる」状態から水原を見抜きました。
どこかに五つ子は愛があれば見分けられるという名言がありましたが、そういうことでしょうか・・・?

木部がバカでポンコツなだけなのか・・・
同じ大学なことと、和也達が海にいることは事前に知っていた水原なので、前寄りもカモフラージュを強化している可能性はありますね。

バカでポンコツでも真理は付いている木部

和也がマミちゃんに未練タラタラなのを見抜いていた木部は、和也を一喝します。
木部は基本バカでポンコツでアホですが、ただのアホではないってことですね。
麻美ちゃんが和也を誘惑していることも見抜いていますし、それを注意する男気もあります。
・・・木部が主人公やん

気も効く木部

木部さんカッコいい・・・
え、何この主人公、めっちゃ気が回るやん。。。

このように、和也の評価は木部はバカでポンコツでアホですが、とっても気が利くいいやつなんですね。
だからこそ、「海でもメガネ?」なんて本当に言うのかなぁ・・・
ばあちゃんたちと同様、空気を読んで騙されている気もします。

余談ですが、木部が和也を殴るシーンのセリフはコミックスとマガジン掲載版で変わっています。
個人的にはマガジン版の方が好きですが、コミックスはより直線的に和也の気持ちを表しているのでわかりやすいかなーと思います。
気になる方はマガポケのアプリをDLして見てみましょう。

ダークサイド・マミちゃん

は?

・・・こっわ・・・
徐々にマミちゃんの本性が出てきましたが、基本的にマミちゃんの行動は「復讐」という表現でいいかと思います。
和也にはもう気がないのですが、水原を見せつけられているのが気に食わないマミちゃんはとことんダークサイドです。
和也をもう一度自分に惚れさせて、捨てようとしてますね。
・・・こっわ・・・

和也の勇気に対して水原は何を想うのか

水原と別れる宣言をし、木部に殴られた後の和也と水原のやりとり。
水原は和也の行動を褒め、『レンタル彼女』の立場に徹する水原を和也は褒めます。
和也が水原から離れていく中、後ろ姿を見ながら水原は

と何かを思いつつ、「ばかっ」と言いつつ見送りました。

この辺は答えが出ないあたり妄想が捗りますね。

水原も大抵お人好しで親切心の塊ですが、常にハプニングの中心にいる和也も、他人のことを思いやるシーンは多いんですよね。
このシーンは木部に殴られた直後の和也ですが、まずは水原の心配と迷惑を考えていました。

ただ、水原は全部レンタル彼女の仕事と割り切っているようなので、特別感謝されることではないと捉えていそうです。
それらを踏まえて、水原のことじゃなくてまずは和也自身のことを考えなさいって意味で、考えることが違うでしょっていう意味の「ばかっ・・・」なのかなぁと。

うーん、でも違う気がする。

そして気持ちは水原へ

2巻途中まではマミちゃんへの未練タラタラな和也でしたが、2巻ラストで水原のことを意識し始めます。

まだ無意識に助けにでただけですが、それでも電話も周りの静止も振り切って海に飛び込むのは和也の回想通り、本当に好きになっていたんでしょう。

ここからが「かのかり」のスタートだ!!!!!!!!!

2巻時点でのキャラ相関図

和也の気持ちの変化、麻美ちゃんがダークサイドを隠さなくなったことが変更点でしょうか。
特に主要キャラが増えていないので、そこまで大きな変化はないですね

次回は3巻をやります!


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コメント

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