【彼女、お借りします】《第145話 家族と彼女①》水原呼びと聞きたいこと。

彼女、お借りします
この記事は約5分で読めます。

「和也」

瑠夏ちゃんの名前呼びを聞いて動揺した水原。

名前呼びが羨ましいのか、1人部屋に戻ってから名前を呟いてみたりとニヤニヤ展開でした。

そして今回は映画館の下見。

和也と誰が付き添っていき、無事に下見が終わるのか。

【満足度145 家族と彼女①】の感想記事です。

前回の感想記事はこちら!

水原呼び

今週、まず目に入ってきたのが和也が水原を「水原」と呼んだこと

小百合ばあちゃんの前では「千鶴さん」と呼ぶ和也ですし、そもそも「水原千鶴」はレンカノ用の仮名なので小百合ばあちゃんには意味が伝わらない単語です。

伏線の可能性もありますが、最初はミスかと思いました。
でも1回じゃなかったんですよね。

2回!

ということは、これは宮島先生のミスではないという訳で・・・

気になるのは、和也も気づかなければ水原も気づかないし、小百合ばあちゃんも気づかないという点です

和也と水原は普段通り過ぎて気づかないのは分からなくもないですが、小百合ばあちゃんは別。

聞き慣れない名前を呟かれれば、普通は聞き返したり疑問を持つものです。

なのに反応しないということは、水原のレンカノを知っているからスルーしているのかなと

以前からずっと言っていますが、親の前では子供のやっていることなんてお見通しです。

水原がレンカノの仕事をしていることも、
和也との関係が本当は恋人じゃないことも、
なのに自分を安心させるため彼氏と嘘をついていることも、
本当は2人が両想いなことも、

きっと全部わかっているでしょう。

隠し事は多いですが、全ては小百合ばあちゃんを想っての事と理解していれば、ここで水原呼びに反応して嘘を暴くよりも、気づかないフリをすることが最適解だと判断したのではないかと思います。

かわいい

夢が叶う直前の水原の笑顔

最高でした!!

ただ、最近「魔人探偵脳噛ネウロ」を読んだせいか、幸せなシーンの後には不幸なシーンが来るんじゃないかとヒヤヒヤしてしまいました。

小百合ばあちゃん倒れるんじゃないかと思った・・・

(しかし、ネウロは何回読んでもおもしろい!!)

和也の罪悪感

満足度143でも描かれていましたが、和也は小百合ばあちゃんに嘘をついていることを気にしていますね。

和也はクズかもしれませんが、誠実で真摯な一面も持ち合わせています。

嘘をついていることに対して、必ずアクションを起こすでしょう。

小百合ばあちゃんのお返し

サラッと流されたコマで軽いやりとりでしたが、小百合ばあちゃんからの「お返し」はキーポイントになる予感がしています。

後述しますが、何も物やお金だけがお返しの形ではないと思います。

「気持ち」もお返しであり、小百合ばあちゃんができるお返しで一つ思い当たることがあります。

詳細は↓で。

小百合ばあちゃん(勝人)が聞きたいこと

今週の最後に出てきた、おじいちゃん(勝人)が聞いて欲しいこと。

おじいちゃんが死んでから数年経っていますが、「死んだ後」という条件を満たしていたにも関わらず、今日まで聞けなかったことです。

さて、なんでしょうね。

死んだ直後に聞けなかったということは、昔はまだ聞くための条件が整っていなかったと考えます。
そして今聞けるということは、聞くための条件が揃ったのではないかと。

昔と今この時点で起こった水原の変化から2つ推測してみようと思います。

夢が叶うこと

1つは夢が叶う直前まで来ているということ。

おじいちゃんの口癖でもあった「人の夢は必ず叶う

【12巻】【満足度100】「彼女」、水原千鶴②

水原とおじいちゃんの夢は「千鶴が映画に出ている姿を見る」ことでした。

【12巻】【満足度100】「彼女」、水原千鶴②

ですが、おじいちゃんが死んでしまったらその願いは叶えられなくなります。

もし夢を叶える前に自分が死んでしまった時、水原に言い残した「夢は必ず叶う」が嘘になってしまうため、そのフォローの言葉じゃないかと思います。

  • 今も「夢は必ず叶う」と信じてくれているか
  • 「夢は必ず叶う」と信じて良かったか

この辺はありそうな気がします。

恋をしていること

水原は頑なに否定していますが、誰がどうみても和也に恋しています。

初恋・・・かどうかはわかりませんが、親視点で言えば昔の水原に恋の気配はなさそうな描写はありました。

【12巻】【満足度100】「彼女」、水原千鶴②

中学生になっても男子と喧嘩するヤンチャっぷりだったり・・・

【13巻】【満足度112】彼と彼女

小百合ばあちゃんから見ても、男の気配は皆無。

父であれば、娘がちゃんとした男と一緒になれるのかは大事な問題です。
・・・が、これも死んでしまっては見届けることができません。

さらに男勝りな一面を見せている水原ですから、尚のことちゃんとした恋をしてくれるのか心配だった部分もあるでしょう。

  • ちゃんとした恋をできているか
  • 素敵な人を見つけられることができたか

おじいちゃんだけでなく、小百合ばあちゃんも気にしているでしょう。

今だに自分の気持ちを理解していなさそうな水原に、その気持ちを理解させてあげるのが最後の役目だと考えていてもおかしくありません。

それが和也に対する「お返し」にもつながると思います。

物語の展開的にも、夢の話よりは恋の話かなーとは思います。

次回は・・・夢の質量

夢の質量・・・?

映画の編集が終わって、できた映画の中身だったり放映時間の話でしょうか。
もしくは、もう映画公開まで飛んでしまい、200人の観客を動員した迫力を指しているのか・・・。

ただ、今回の小百合ばあちゃんの質問はそんなに引っ張らなさそうな感じはしますね。
(ということは、簡単に終わる質問なのか、水原がうまくかわしてお茶を濁すのか・・・)

とりあえず、質問の中身が気になります!


広告

--------------------------------------------------------------------------------
電子書籍を買うならebookjapanがオススメです!
圧倒的なポイント還元超お得なセール割引で他よりも安く買えます!!

--------------------------------------------------------------------------------
記事がおもしろければコメントや下記のSNSで記事の拡散、Twitterのフォローをお願いします! ↓ Twitterのフォローはこちらから!! ↓


記事の感想もお待ちしています!

コメント

  1. […] 【彼女、お借りします】《第145話 家族と彼女①》水原呼びと聞きたいこと… […]

  2. […] 【彼女、お借りします】《第145話 家族と彼女①》水原呼びと聞きたいこと… […]

タイトルとURLをコピーしました