【ひげを剃る。そして女子高生を拾う。】《1巻》あらすじ

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 
この記事は約17分で読めます。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。の各章ごとのあらすじをまとめてみました。

基本的に感想記事用のメモではありますが、ラノベってあのシーンどこだっけ??って読み返すのが大変なので、そんなときに活用できればいいかなと思うので公開しようと思います。

感想記事はこちら

プロローグ 電柱の下の女子高生

[登場人物:吉田、橋本、(後藤)]
[場所:居酒屋]

会社の上司であり二つ年上の先輩・後藤にフラれた吉田。
後藤とのデートを思い出しつつ、ビールを流し込んでいた。

[登場人物:吉田、橋本]
[場所:居酒屋]

引き続き失恋の愚痴を橋本に説き続ける吉田。
後藤のナイスバディを思い出して性欲が発散されなかったことを憂いつつ、ヤケ酒を続ける。

[登場人物:吉田、女子高生]
[場所:居酒屋の帰り道]

ヤケ酒の帰り道、電柱の下でうずくまっている家出女子高生を見つけた吉田。
女子高生は吉田の家に泊めて欲しいとお願いし、代わりにヤらせてあげると誘惑する。
吉田は趣味じゃないと一蹴しつつも、女子高生を家にあげてしまう。
女子高生の誘惑を適当にあしらいながら、吉田は「女の作った味噌汁が飲みたい」といいながら眠りに落ちた。

1話 味噌汁

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の部屋]

ヤケ酒の翌日、吉田は味噌汁の匂いで目を覚ます。
ただ前夜のことを何も覚えていない吉田は、部屋にいた女子高生・沙優から昨夜の出来事を聞く。
吉田は沙優を追い出すことを考えつつも、沙優が作ってくれた味噌汁をすする。

2話 宿代

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の部屋]

味噌汁をすすりながら後藤さんに振られたことを沙優に話す吉田。
沙優はそんな吉田を慰めと泊めてくれたお礼として吉田を誘惑するが、それに呆れる吉田。
沙優が北海道からの家出少女ということ、家出からずっと男を誘惑して生きてきたことを知った吉田は沙優を怒り、沙優がまっとうに生活できるまで一緒に住めばいいと告げる。

3話 煙草

[登場人物:吉田、橋本、後藤]
[場所:会社]

沙優との出来事を橋本に話す吉田。
冷静になり知らない女子高生を家に置くという状況がヤバイと考える中、話の途中で後藤に話しかけられる2人。
橋本は話題を変えその場を難なく乗り切るが、フラれた影響から吉田は何も話せなかった。

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の家]

残業をして帰宅した吉田。
沙優は洗濯、掃除を完璧にこなし、味噌汁を作って吉田の帰りを待っていた。
吉田はタバコを吸いながら、これまで沙優が出会ってきた大人たちと同じように、自分も沙優に住むところを提供し、沙優に対して甘い道を提供しているだけではないかと自問自答した。

4話 服

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の部屋]

沙優が制服しか着ていないことを気にした吉田は、沙優にお金を渡して服を買わせようとする。
さらにカーペットで寝ている沙優のために布団も用意しようとするが、沙優は遠慮して拒もうとする。
「恩返しの方法がわからない」と言う沙優を吉田は説き伏せ、服と布団の購入に納得してくれた沙優の笑顔に安堵した。

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の部屋]

沙優の服と布団の買い物を終えた夜。
吉田はビールを飲みながら、沙優に「笑っている方かわいい」と伝えてからかいながらさらにビールを開けた。

5話 カツカレー

[登場人物:吉田、橋本、後藤]
[場所:会社]

沙優が家事をやってくれているおかげで生活リズムが一変した吉田。
家出少女とは思えないほど仕事をキッチリこなす沙優に、吉田はなぜ家出をしたのか考え込んでしまう。
橋本は考え事をしている吉田を昼休憩に誘うが、その途中で後藤さんに声をかけられた2人。
告白以降まともに話せていない吉田だが、チャンスと捉えて3人で食堂に向かうことになった。

[登場人物:吉田、橋本、後藤]
[場所:会社(食堂)]

後藤さんと昼食をとることになった吉田と橋本。
後藤さんは吉田が最近定時で帰ることを気にしており、彼女ができたのかと問いただす。
今だに後藤さんのことが好きな吉田は反論しようとするが、食堂で言えることでもなく「睡眠のため」と誤魔化してしまう。
後藤さんは、5年間同じスタイルで働いてきた後輩が突然変わったことを気にしつつも、吉田の説明に一旦は納得する。

6話 髭

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の家]

朝食中、沙優に今日は髭を剃らないのかと聞かれた吉田。
髭を剃ることが面倒になったらオッサンになったと沙優に言い、自分もオッサンになったとしみじみする。
沙優に髭は似合ってないと言われた吉田は、洗面所で昔の活気あふれる自分を思い出しつつ、昔のように活気を取り戻せないことからやっぱりオッサンになったと思いながら髭を剃る。

[登場人物:吉田、三島、橋本]
[場所:会社]

朝から自分の直属の部下である三島を叱る吉田。
物覚えが悪く叱られながらヘラヘラする三島に呆れていると、三島から「髭がない方が似合っている」と沙優と同じことを言われてしまう。
席に戻った吉田は自分の髭を気にしていると、橋本からも「髭がない方がいい」と言われてしまうのであった。

7話 化粧品

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の部屋]

化粧品の広告を見た吉田は、沙優が化粧をしているのか疑問に思い沙優に尋ねる。
化粧はほぼしていないと答える沙優だったが、化粧水はと問われると答えを濁す。
吉田は男の橋本ですら化粧水を気にしていたことを思い出し、沙優に化粧水を買いに行こうと誘う。

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:デパート]

化粧水を選びにきた吉田と沙優。
沙優は吉田の好みに合わせ、柑橘系の化粧品を選んで買ってもらう。
吉田は沙優と買い物をする中で、沙優が来てから仕事だけの生活から沙優を優先に考える生活に変化したことで沙優の存在大きさを感じていた。
そんな存在の沙優が、いつも作ったような表情をしていることを気にしている吉田。
「頼って欲しい」と思うも口にできなかった吉田に、沙優はそれを察して珍しく吉田にお願いをするのであった。

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の家]

デパートでの買い物を終え、本や食材を大量に購入して帰ってきた2人。
吉田は沙優の作り笑いが気になり、「笑いたいときだけ笑え」と沙優に伝える。
沙優は吉田の優しさを受け入れ、これから遠慮しないことと徐々に作り笑いの癖を直すよう約束する。
そして、これからは沙優がいてよかったと思ってもらえることを目指すことを誓う。

8話 三島柚葉

[登場人物:吉田、三島]
[場所:会社]

三島のミスを怒る吉田。
今日中に修正しなければ吉田が教育係から外されるかもしれないと聞いた三島は、打って変わって真剣な表情で業務に打ち込むのであった。

[登場人物:吉田、三島]
[場所:居酒屋]

業務後、三島と飲みにきた吉田。
三島のミスで残業を覚悟していたものの、三島は完璧な修正をして仕事を終わらせた。
飲んでいる中で、三島は実力がありつつも普段はできない人を演じていることを知る吉田。
三島はできない自分に対してもいつも真剣に怒ってくれる吉田に優しさを感じていた。

三島は吉田が毎日髭を剃り始めたことを気にしていて、話の流れから後藤さんにフラれたことを知る。
それをラッキーと捉えた三島はさらにお酒を飲むのであった。

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の家]

三島との飲みを終えて帰った吉田。
家に帰ると、夕飯を作って待っていた沙優が怒っ・・・たフリをして待っていた。

9話 携帯

[登場人物:吉田、三島、後藤]
[場所:会社]

三島との飲みの翌日。
いつものようにミスをする三島に対して、吉田は有無を言わせずに修正を命令する。
そんな吉田と三島のやりとりを不穏に思ったのか、後藤さんから呼び出された吉田。
嫌な汗をかきながら後藤さんの元に向かうと、「明日夕食どう?」と誘われるのであった。

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の部屋]

夕食を食べながら、翌日は後藤さんとご飯に行くこと、そのため夕食がいらないことを沙優に伝えた吉田。
外で連絡を取るために沙優に携帯電話のことを聞くと、以前持っていた携帯は海に投げ捨てたため、今は持っていないという。
連絡手段として携帯を渡したいと考えるも、沙優は高校生のため契約できず、当の沙優がいらないと固辞する。
それでも吉田も不便なため携帯を持たせたいと考えるが、いい案が浮かばないまま眠ってしまう。

[登場人物:吉田、橋本]
[場所:会社]

翌日、携帯のことを橋本に相談したところ「吉田が2台目を契約すればいい」と簡単な答えが見つかる。
今度携帯を買いに行こうと決めた吉田だったが、まずは今晩の後藤さんとの夕食をどう乗り切るかに考えを切り替えるのであった。

10話 後藤愛依梨

[登場人物:吉田、三島]
[場所:会社(食堂)]

吉田は今夜後藤さんと夕食に行くことを三島に伝える。
三島は絶対に何かあるから行かない方がいいと言うも、吉田の中には行かないと言う選択肢がないのであった。

[登場人物:吉田、後藤]
[場所:焼肉屋]

後藤さんの希望で焼肉を食べにきた吉田。
フラれた相手と2人でご飯をすることに緊張している吉田を見て、後藤さんは絶対に答えなければいけない質問ゲームをする。
吉田はなんで誘ったのかを問うと、後藤さんは吉田と三島が付き合っているのではと勘繰っていただけだと知る。
そんな事実はないため否定する吉田だが、それに食いつく後藤さん。
最後は後藤さんにあしらわれてしまい、最後の質問で後藤さんの胸のサイズを聞く吉田だった。

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の家]

後藤さんから怒涛の三島質問を受けた吉田。
後藤さんがなぜそんなに気にするのかを考え、以前橋本に言われた通りもしかしたら脈ありなのかもと考え始める。
だがそんなはずがないとも考えているうちに疲弊した吉田を、沙優は励ましてくれた。
沙優に励まされた吉田は後藤さんの苦悩を忘れ、沙優が励ましてくれたことをありがたいと感じつつも、自分ももっとしっかりしないとと思うのであった。

11話 笑顔

[登場人物:吉田、橋本]
[場所:携帯ショップ]

休日に橋本を連れて沙優の携帯を買いに来た吉田。
携帯のケースで悩む吉田を見て、橋本は沙優との付き合い方を考えた方がいいと真剣なアドバイスをするのであった。

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の部屋]

買ってきた携帯を沙優に渡す吉田。
沙優は渡された携帯を素直に受け取り、ありがとうと笑顔で答えた。
吉田の連絡先だけの沙優の携帯を見て、「吉田さん専用だね」と言う沙優。
その表情と言葉が吉田には妖艶に見え、ぐるぐると回想されるのであった。

12話 居室

[登場人物:沙優]
[場所:吉田の部屋]

吉田が仕事に行くのを見送った沙優は、朝食の後片付けから家事をスタートさせる。
洗い物をしながら吉田のことを考えているうちに、沙優自身も自分の感情が分からなくなり、今まで泊めてくれた男性と吉田の違いに不安を覚えていく。
もし吉田さんに彼女ができたら・・・と考え始めた沙優は、吉田が仕事から早く帰ってくるのを願うのであった。

13話 出張

[登場人物:吉田、三島、小田切課長、遠藤]
[場所:会社]

小田切課長から2週間の出張を相談された吉田。
だが沙優を置いて出張に行けないため困っていたところ遠藤が代わりに行ってくれることに。
ただ、遠藤からは女ができたのかと問い詰められ、それを聞いた三島からも問い詰められる始末。
吉田は昼休憩を使って遠藤と三島から問い詰められることになってしまった。

[登場人物:吉田、三島、遠藤、小池]
[場所:食堂]

昼食を取りながら遠藤から本当の理由を聞かれる吉田。
だが沙優のことを言うわけにも行かず、適当なごまかしをしているうちに遠藤は今回は引いてくれた。
それでも三島は吉田に彼女ができたのか疑い続け問い詰めるが、そんな三島の態度を疑問に思う吉田を見て、遠藤と小池は本当に彼女ができたわけじゃないだなと笑い始めたが、吉田には笑っている理由がわからなかった。

[登場人物:吉田、三島]
[場所:会社]

昼の出来事に不満を持っていた三島は吉田を映画館に誘う。

14話 運命

[登場人物:吉田、三島]
[場所:映画館]

三島と映画を見ている吉田。
映画に感情移入ができない吉田だったが、「人生に影響を与える運命の出会いは後になってわかる」というセリフを聞いて後藤さんのことを思い出す。
沙優のことは人生に影響を与えるほどのものではないと考えつつも、映画の内容と沙優との出会いを重ねてしまい、沙優の笑顔を思い出すのであった。

[登場人物:吉田、三島]
[場所:映画館の帰り道]

映画を見終わった2人は感想を言い合うが、三島は運命の出会いが後になってからわかるのは嫌だといい、今が運命の出会いだと吉田に伝える。
だが吉田には意味は伝わらず、吉田は三島の運命の出会いを応援するだけだった。
運命の出会いが沙優なのかを考えながら家路についた吉田だったが、家に沙優の姿はなく、吉田は家を飛び出して探しにいくのであった。

15話 悪夢

[登場人物:沙優]
[場所:吉田の家〜映画館]

夢で過去のことを思い出してしまった沙優。
捨てるられるまでの時間を気にしていた過去と違い、今は捨てられたくないと思うと同時に、吉田さんがもし恋人を作ってしまったら自分は捨てられるのではと恐怖心に煽られてしまう。
映画を見に行った吉田の相手を確認しようと家を出た沙優だが、そこで目撃したのは三島に抱きつかれる吉田の姿であり、女性扱いされている三島と女性扱いされていない自分との差だった。
吉田さんの幸せを邪魔できないと感じた沙優は家に戻らず一目散に走り出してしまう。

[登場人物:三島]
[場所:駅〜公園]

吉田と別れた三島だったが、吉田の反応に感じた不満を発散するため、電車に乗らず周辺を散歩することに。
自分が男性に惚れるなんてと考えつつ、吉田との出会いを思い出しながらたどり着いた公園で吉田の家から飛び出した沙優と出会う。
三島は女子高生の家出の気持ちも理解しつつ、終電までは自分が付き合うと優しくしつつ、沙優との会話を始めるのであった。

16話 本性

[登場人物:沙優、三島、吉田]
[場所:公園]

三島は沙優の家出の理由をやんわりと聞いてゆく。
だが、沙優は三島が吉田に抱きついていたのが原因と言えるはずもなく、「無条件な優しさ」がわからなくて不安になると打ち明ける。
三島も無条件な優しさなんて存在しないと同意しつつも、優しさの理由が分からない人がいるといい、沙優と三島は名前を伏せながらお互い吉田の話をし始める。
三島は沙優にもっとその人のことを信じた方がいいと伝え、沙優が家に戻ろうとした時、吉田は沙優を見つけることができた。
三島は沙優と同じ人の話をしていたことを知り、2人だけの内緒話として帰っていき、吉田と沙優も家路についた。

17話 肌

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の部屋]

公園から帰った吉田と沙優。
沙優は吉田に正直な思いを打ち明け、吉田も沙優に対して沙優が自分にしてくれたことの大きさを伝える。
お互いの思いを確認しあった2人は改めて共同生活を始めるのであった。

エピローグ キッチンに立つ女子高生

[登場人物:吉田、沙優]
[場所:吉田の部屋]

お互いの思いを確認してから数週間。
吉田は沙優と朝食を食べながら、もし沙優が高校生じゃなかったら惚れていたのかというやりとりをしつつ、家を出る。
自分がいて、沙優がいるこの家を守ろうと考えながら。


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