【葬送のフリーレン】《1巻》世界を救った後の後日談ファンタジー！斬新すぎる！！

少年サンデーで連載が始まった葬送のフリーレン
待望のコミックス1巻が発売されました！

普段ラブコメばかり取り上げる当ブログですが、この漫画は是非紹介したい！！

他で見たことがない世界観と設定、細やかに描かれる心の機微、切なく描かれるフリーレンの思い。

正直、自分の語彙力ではこの素晴らしい物語を正しく伝えられないんですよね。

笑いが多くある訳ではなく、しんみりしたお話ではありますが、丁寧に描くこの作品にはとてもマッチしており、本当によく作られているなと思います。

そんな葬送のフリーレンの紹介・感想記事です。

あらすじ

魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとはーー
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとはーー
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚（アフター）ファンタジー！

キャラ紹介

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ここがおもしろい！！

魔王を倒すファンタジー・・・じゃない！！

魔王に支配されている世界を救うため、勇者ヒンメル一行はパーティを組んで旅に出る

・・・じゃないんだな！これが！！！

1話が開始した瞬間から、すでに魔王は倒されています。

なんじゃそりゃ！！って世界観ですが、葬送のフリーレンは魔王を倒した後の勇者一行を描くファンタジー物語！

この設定を見たときになるほどな、と。
確かにドラクエから始まり数多のファンタジーは、魔王を倒すために冒険をする勇者一行の物語が描かれます。
ですが、世界を救ったその後を多く語られることはありません。
大体は簡単なエピローグで終わってしまいますからね。

世界を救った後、一旦解散したパーティが再開した後を描くヒューマンドラマ。

この設定だけで他とは違うオリジナリティを感じます！！

フリーレンが人間を知る物語

解散後に月日を置いて再開した勇者一行ですが、それは魔王討伐から50年後の話。

勇者ヒンメル、戦士アイゼン、僧侶ハイターを、エルフ族で魔法使いのフリーレンがその3人を尋ねていきます。

3人とフリーレンの違いは老い。

人間・ドワーフである3人は歳をとって老いていますが、寿命が長いエルフ族のフリーレンは全く老いていません。

フリーレンにとっては短い50年。
何も変わらず、何も変わっていないと思い3人を尋ねますが、他の3人にとっては寿命を迎えるには十分すぎる時間。

この50年という月日が深みを出してくれるんですよね。
50年振りの再会で思い出話に華を添えつつも、寿命で他界してしまう勇者達。

1人、また1人といなくなっていく現実を前に、フリーレンは後悔し、そこから「人間をもっと知る」ことを目的に魔法集めの旅を始めます。

50年、さらに20年と月日が経ち、フェルンという弟子をとって旅を続けるフリーレン。

あっさりと過ぎる何十年と言う月日ですが、フリーレン以外は全て変化している世界観もよく描かれているんですよねぇ。

冒頭でも述べましたが、丁寧に描かれている物語は奇抜な世界観と設定をとても上手に生かしているなぁと思います。

是非読んでほしい

紹介と感想を書いてみたけど、正直こんな稚拙な文章では全く面白さを伝えられないなぁと思います。

それぐらいよくできている作品だと思います。

面白さを伝えられる言葉がないので、言えることはただ一つ。

是非読んでほしい！！

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