【彼女、お借りします】《6巻 前編》気づいちゃった!!!

彼女、お借りします
この記事は約6分で読めます。

彼女、お借りします の6巻感想・考察です。

執筆時点で13巻まで出版されていますが、6巻までのネタバレ範囲内で感想・考察を行います。
また、今回は非常に長くなったので、前編・後編を分けて記事にしたいと思います。
後編の方もぜひよろしくお願いいたします。

前回の感想記事もぜひみてください!

彼女、お借りします 5巻 振り返り

墨ちゃんついに登場!

そしてダークサイド・マミちゃんも不穏な様子を伺わせて終わっていましたね。

そんなデートも気になるところですが、5巻を通して見るとやっぱり瑠夏ちゃんが大暴れでした。
ラブホに連れ込むわ、初詣に乱入するわで、和也と水原の関係を引っ掻き回してますね。

結果的に瑠夏ちゃんは「戦果」を上げられずに終わってしまった訳ですが、まだまだストームガールは動きそうです。

そして水原は栗林の女性不信を直すためにデートに。デートの中で水原の好きな男性像が「ロマンチスト」ということがわかりました。
海カノ編で木部が言っていた「和也には夢をみ続けられる才能がある」とリンクしていますね。

そんな男性が好きという水原も、果たしてお客さん相手に「本気」になるのかどうかまでは明かされず・・・。

じゃ、墨ちゃんのデートから6巻スタートだ!!

彼女、お借りします 6巻 あらすじ

水原のお願いで、口下手レンカノ・墨ちゃんのデート練習に付き合う和也。でも、そのデートをマミちゃんが目撃!? そしてマミちゃんは、ついに“あのこと”を知る…。マミちゃんが動くとき、物語も大きく動き出す!! 『かのかり』史上最大の修羅場、始まりデスっ!

6巻の雑な紹介

墨ちゃんとのデート中にたまたまマミちゃんと会ってしまった和也。

墨ちゃんは「彼女」としての立ち振る舞いをしますが、マミちゃんの前では浮気に見えてしまうので逆効果に・・・
二股を疑い、墨ちゃんの名前をWeb検索したマミちゃんは「レンタル彼女 Diamond」に辿り着い、水原を「予約」してカラオケデートに行きます。

一方和也は、水原が女優の仕事次第ではレンカノをやめるかもしれないという話を聞き、改めて水原・瑠夏ちゃんとの関係性を考え直します。
瑠夏ちゃんに「お試し」から「正式」を告げようとした時に水原・マミちゃんのカラオケデートを目撃。

水原とマミちゃんの修羅場、それを目撃した和也の行動、そして最後は川柳少女とのコラボで七々子と水原の温泉回と終盤に向かえば向かうほど目が離せません!!

6巻で押さえたいポイント

気づいたっ!!!

そんなに目濁りますかね???

さすがはダークサイドのものです。暗黒に落とすなんて朝飯前です。

さて、マミちゃんは和也と水原の真実に辿り着いてしまいました。
気づいたマミちゃんは何をするのでしょうか。

マミちゃんが和也と水原に固執していた動機の振り返りとこの後の行動を見ていきましょう。

「ぜってー別れさす」 by沼

沼さんは昔こんなことをツイートしていました。

説明不要だと思いますが、誰のことを指しているかというと和也と水原です。
マミちゃんと和也が別れてから1ヶ月で、和也は可愛い彼女を居酒屋に見せびらかしにきました。(マミちゃん視点)

そりゃ、元カノとしてはバカにされている気持ちになるでしょうし、ヒエラルキーでいえばマミちゃんは和也より圧倒的上位に立っていると思っています。

階級が下の者が上の者に何調子こいてんの?は??

っていうのがマミちゃんの思いですね。
(こええ・・・)

沼ってだれ?

説明不要だと思いますが、「沼」さんはマミちゃんのTwitter鍵垢の名前です。
周りにバレたくないから仮名を使ってるんですね。
「一ノ瀬」を「水原」と名乗っているのと原理的には一緒です。

海カノ編以降マミちゃんと和也の間には一言も会話がないようです。
5巻で明かされていました。

作中では正月も終えているため半年は経過しています。

今だに恨みを持っているのかすでに風化しているのかは明確になっていませんが、レンカノと気づいた事で「和也が見栄を張っただけの嘘」とバレてしまいました。

負け戦だったのが「レンカノ(プークスクス」と最後に笑いながらネタバレをして逆転勝利できる状況になった訳です。

マミちゃんは負けていたのか?

海カノ編でマミちゃんは和也に「ずっと待ってる」と伝えてプールで待っていました。
しかし和也は水原を助けに海に潜ったことで、マミちゃんのいるプールにはいけませんでした。

彼女、お借りします 2巻187P

マミちゃんのストーリーとしては、ここでもう一度プッシュをかけて和也の気持ちをマミちゃんに向かせようとしていたのでしょう。

しかし、和也は水原と一緒にいることを選びました。(麻美ちゃん視点)

彼女、お借りします 3巻27P

このシーン、マミちゃんは「ずっと1人で待ってる」ので、友達がいる車内で話したくないだけで、もう一度2人きりのチャンスを狙っていたのかと思いました。

でもこれ以降会話がなかっということであれば、「和也と水原を別れさすことは無理だ」と悟って関係を絶ったも取れますね。

木部も言っていますが、命を投げ出してでも助けに行った訳です。
間違いなく”好き”です。

和也が水原にそこまで本気なのであれば、もう一度気持ちを自分(マミちゃん)に向けることは無理だと悟ったのでしょう。

これで負けを認めた訳ですね。
階級が下の者に負けたので革命を起こされた状態です。

屈辱ですね。
この日の沼さんのTwitterをぜひ見てみたい

そして訪れた逆転勝利(ガッツポ

革命は残念ながらカード足らずだったようです。

結局最強のカードは「2」のままで、2巻の表紙を飾っているマミちゃんが一番強いという説があります。(ダークサイドのマミちゃんは「JOKER」かも)

・・・と、アホなことは置いておいて、偶然ながらも逆転勝利のピースを手に入れたマミちゃん

当然「仕返し」をします。

ここで潔く「そーだったんだー」なんて引くキャラじゃありません。
そんな人は「沼」アカウントなんて持ちません。

レンカノをやめる水原

舞台の仕事の結果次第で、レンカノをやめて女優一本に絞ることも検討している水原。

しかし和也との関係もあり、和也の彼女については最後まで手を尽くしてくれるそうです。

和也の成長を目的にレンタル関係を続けている2人であり、「両ばあちゃんに極力悲しまない形で別れを告げる」のが至上命題でした。

しかし水原もどこか無理やり納得しようとしている部分があるようです。

水原が和也を好きなのであれば、別れたくないという思いもあるでしょう。

ただ、明確に自分のことを「スキではない」と言われていること、
和也がマミちゃんへの思いを払拭しきれてない面があること、
レンカノを辞めることを和也から引き止められなかったこと

これからの要素から、和也の恋心は自分に向いていないので、水原がフェードアウトすることが正しいと考えているのでしょうか。

あとは直前に小百合ばあちゃんからのメッセージを見ていたので、小百合ばあちゃんに和也と別れたことを告げなければいけない事の抵抗感からもきていそうですね。

小百合ばあちゃんを少なからず悲しませてしまう訳ですから、それに対しての抵抗だと思います。


前編はここまでです!
後編では、水原vsマミちゃんのバトルを感想・考察していきます!

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コメント

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  3. […] 【彼女、お借りします】《6巻 前編》気づいちゃった!!!彼女、お借り… 【彼女、お借りします】《6巻 後編》水原vsマミちゃん!!彼女、お借りします の6巻感想・考察です。執筆時点で13巻まで出版されていますが、6巻までのネタバレ範囲内で感想・考察を行います。前回の感想記事もぜひみてください!また、6巻は非常に内容が濃いため、前編・後編に…merry1005-comic.com2020.01.20 […]

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