ドメスティックな彼女
【第255話】恩返し

ドメスティックな彼女
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先に一言だけ宣言しておきます。

僕はルイ派です!!!

ドメカノを語るに置いて、まずはヒナ派なのかルイ派なのかをハッキリさせるのが一番重要です。
もちろん、その他のヒロインでも全然OKです。
でもとりあえず、ヒナかルイ、どっちの味方なんだい??ってのはハッキリさせなければいけません。

僕はルイ派です!!!!!

では、第255話 恩返しをネタバレありの感想で振り返りたいと思います。

桃源先生がナツオに残してくれたもの

ナツオの小説家としての最初の指導者となってくれたのは桐谷先生でした。
桐谷先生から編集者の蔦谷さんに代わり、ヒナと別れてから2本目が書けなくなったナツオが書生として出会ったのが桃源繁光先生でした。

出会った当初、桃源先生はナツオに小説家としての視野の狭さを指摘していました。

5mどころかきっとヒナ姉しか見えてなかった

桃源先生に指摘されてから、ナツオは自分の知らない分野にも取材をして小説を書くようになりました。
取材の仕方は桃源先生と比べると全くもってスマートではないですが、体当たり的に行けるのはナツオ自身の若さでもあり、ストレートに気持ちを伝えられる魅力的な部分なんでしょう。
だからこそ、題材となった樹里・アリスは自分の過去を清算できたんだと思います。
(一応葉月も・・・かな?)

桃源先生はナツオに小説家として生きていくための幅を与えてくれました。

桃源先生がナツオに遺したもの

お金も遺してくれましたが、そっちではありません。

書きかけていた原稿です。
最初は蔦谷さんの計らいで書きかけの原稿を渡したのかなとも思いましたが、遺書で明確に遺していたとも読み取れるので、そう解釈しました。

ただ、桃源先生・蔦谷さんも周知の通りナツオは今小説が書けない状態です。
(種部事件からの炎上の影響により)
書けないだけではなく、小説家の道も諦めている状態でした。

それでも書きかけの小説を遺しました。
ナツオの状況は把握しているので、必ず完成させてほしいと言う思いがあったわけではないと思います。
完成しないのであればそれはそれでいいと考えていると思いますが、それでもナツオにまた小説を書いてほしいという願いの元で遺したと思います。

今こそ復活の時だ!!

長らく停滞していたナツオですが、ここで小説を書く決心をします。
そうだ!今こそ立ち上がる時だ!!!

書きかけの小説の題材

ナツオが文藝賞の大賞を受賞した時はヒナ姉との突然の別れを経験し、それを糧に素晴らしい作品を生み出しました。
種部事件の際も炎上商法も絡まりましたが、編集部がいい作品だと認めていました。

主人公パワーではありますが、やはりポテンシャルの高さは間違いなく、逆境をものにできる力も兼ね備えています。

今回の桃源先生の死は、ナツオの中ではヒナ姉との別れ>桃源先生の死>>>>種部事件ほどの重要度の高い出来事だと思うので、小説自体は会心の出来になると思います。

ただし、題材は桃源先生の死を書くものではありません。
ナツオが新しく1から書くものでもありません。
桃源先生の「書きかけ」の小説を完成させるのが目的です。
ではその書きかけの小説はどんな小説なのでしょうか?ナツオが途中から書いて素晴らしいできの小説に仕上げることができるのでしょうか?


桃源先生は以前、短編集を作っていると言っていました。

3本目で折り返しということなので、計6本の短編集なのでしょう。
これは桃源先生も”まだ”元気な内に書いていた話なので、3本目は完成していると思います。

実際に6本作って短編集で出版するのか、書き途中の4本目を完成させて短編集とするのか、そもそも出版自体しないのかはわかりませんが、書きかけの小説の題材は「華先輩とのこと」と予想します。

本来、必要な取材は桃源先生自身で行なっているため、途中からナツオが手を加えても方向性が定まらず、内容も薄い作品になってしまう恐れがあります。
ただし、桃源先生と華先輩が再開してからのことが題材であればナツオもすぐに取材することができて、内容のある作品に仕上げられると思います。

桃源先生としても、華先輩との再開は残しておくべきものと感じている気がするので、短編集のラストはそれなんじゃないかと。

正直、桃源先生が出た当時はここまで話が膨らむと思ってませんでした。
ドメカノで外せないキャラになりましたなぁ。

ヒナの持っているナツオの原稿用紙

以前、ナツオが小説を書けなくなった際、原稿用紙を捨てていました。
ですが、ヒナ姉はそれを回収して未だに持っています。

その原稿用紙はナツオを復活させるための最終兵器かと思っていましたが、その役目は桃源先生の書きかけの原稿用紙にとられてしまいました。

ではその原稿用紙はいつ最終兵器としての力を発揮するんでしょうか。

正直、改めてルイと将来を約束したナツオですが、小説家の夢を支え続けてくれたヒナに改めてなびき、その決め手が原稿用紙になるものだと思っていました。

んー、違う使い道で来るのかなぁ。

ナツオは最終的には小説家になる(メタ発言)ので、夢を支え続けてくれたヒナ姉のところに帰ってしまってもなんらおかしくないと思っています。
だから原稿用紙の使い道がよくわからなくなったけど、まだまだヒナ姉は不気味な存在なんだよなぁ。。。

もう一度言いますが

僕はルイ派です!!!!!

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コメント

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